ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

absolutely ALONE ....

2006年12月27日 | TC-1

鈴木祥子ソロライブ。南青山MANDALAにて。
百数十人程度収容のライブハウス。この規模ならチケットが瞬殺ソールドアウトだったのも当然か。

小さな会場ならではのintimateな雰囲気。祥子さんも始終リラックスした、気ままな感じで、話題があっちゃこっちゃのトークも楽しい。ソロライブなのですべて弾き語り。ピアノ、Wuritzer、ギター(エレキとアコギ)、と楽器を換えながら(ドラムのソロもあり)、途中リクエストに応じたり応じなかったりしつつ(笑)、まったり進行。たっぷり26曲、終演22:30。「まだ歌い足りない~」と祥子さん(笑)。

今回も祥子ワールドにどっぷり浸かれて、感激である。楽曲の良さと歌唱の凄さはいうまでもなく。
私個人的には表現の幅の大きいグランドピアノでの弾き語りを最も好むので、「愛の名前」等比較的近年の曲が強く印象に残る。とはいえ、ギターで歌われた最初期(88年)の「夏はどこへ行った」「ベイビーイッツユー」あたりもしみじみ懐かしく、楽しめた。
「忘却」はアコギで。この曲とゆかりの深いお祖母様(――病院にいるおばあちゃんに訊いてみたいよ、“すべて忘れていくことは幸せですか?”)が先日亡くなられたとのことで・・・感涙の名唱となった。
カバー曲ではCharaの「タイムマシン」が良かった。
最後、アンコール2曲目「ムーンダンスダイナーで」。この初期の曲がピアノ弾き語りで、オトナの表現力によって、最近の作品のごとく再現され、感銘。

今年は3回も祥子さんのライブに行けて、ファンとしては幸せこの上なし。特に本日のMANDALAや3月のSHIBUYA BOXXのような少人数の会場でのチケットが取れたことは本当に幸運。
来年の東京でのライブは・・・、またチケット争奪戦になりそうな・・・(笑)。


camera: Minolta TC-1  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400