インサイド・マン

『インサイド・マン』のDVDを観ました。

《あらすじ》
マンハッタン信託銀行の前に1台のバンが停車し、
ジャンプスーツを着た作業員らしき者たちが降り、
銀行の中へ入ってゆく。

一見、何の違和感もない光景だったが、
実はこれが、完全犯罪の始まりだった……。

武装した犯人たちは銀行内の人々を人質に取り、
手際よく行動を開始した。

犯人グループのリーダーは、ダルトン・ラッセル
(クライヴ・オーウェン)。

彼以外に犯人は3人おり、互いに「スティーヴン」
「スティーヴO(オー)」「スティーヴィー」と呼び合っていた。

通報を受け、事件の現場に駆けつけたのは、
NY市警のフレイジャー(デンゼル・ワシントン)と
ミッチェル(キウェテル・イジョフォー)。

フレイジャーは汚職の嫌疑をかけられており、
この事件で汚名返上しようと意気込んでいた。

また、マンハッタン信託銀行の取締役会長
アーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)の元にも、
強盗人質事件発生の連絡が入る。

愕然としたケイスはすぐに、NY屈指の敏腕弁護士
マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)を呼んだ。

銀行内では犯人グループたちが、
人質全員に自分たちと同じジャンプスーツを着せ、
覆面をさせていた。

犯人と人質の見分けがつかないようにするためだ。

一方、ケイスはマデリーンに仕事を依頼。

ケイスは、ある物を貸金庫に保管しており、
それを決して誰の目にも触れさせたくないという。

銀行の金よりも奪われたくない、重要な物らしい。

やがて犯人グループが、
ジャンボ機とパイロットを要求をしてきた。

そんなとき、マデリーンが市長を連れて現場に現れ、
事件に介入してくる。

そして事件は、ますます錯雑としてゆく……。


んー……久々にモヤッとしましたー。

単に私のオツムがワルいだけか?

いくつかナゾが残ってしまい、観終わってから
前に戻して、気になる箇所を観たんですけれども、
ナゾはナゾのままでして……。

……チーン……。

クライヴ・オーウェン扮するダルトンの頭脳明晰さには
「おぉー」って感心してしまいましたが、
なーんか、私にはちと難しかったかなぁ。

話のテンポがよく、キャストもよかったんですけどね、
もう少しスッキリサッパリ終わらせて欲しかったです。

でも、デンゼル・ワシントンがカッコよかったから、
「ま、いっか」って感じですかね。

デンゼル・ワシントンは、どんな役をやっても
バッチリ決まりますねー。

フレイジャー役がデンゼル・ワシントンじゃなかったら、
「あー! モヤッとするーっっっ!!」って、
ちゃぶ台をひっくり返していたかも……。

あと、ジョディ・フォスターの登場が
意外と少なくてビックリ。

でも、敏腕女弁護士役がピッタリでしたよー。

クライヴ・オーウェンも、冷静沈着で頭脳明晰な
犯人役がかなりハマってましたね。

うーむ、こう考えると、やっぱりキャストはバッチリでしたなぁ。

きっと、私と違ってオツムのイイ人が観れば、
「キャストも内容もバッチリ!」の作品なんだと思います。

自分のオツムの悪さをまた実感してしまった1本でした……。

インサイド・マン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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