月イチと年イチ

昨日、乳がん検診へ行って来ました。

子宮がん検診も乳がん検診も、
行く前まではかなりブルーというか、
ドキがムネムネ…
いえ、ムネがドキドキしてしまいます。

もし異常があったら…そう思うととっても不安

ですが、行かないでいる方がもっと不安なので、
検診のお知らせのハガキが届いたら
なるべく早く行く様にしています。

イヤなことは先延ばしにしないで、
チャッチャと済ませたいタイプ。

子宮がんは先月検診して
『異常ありません』の結果をもらい、
ホッと一安心。

さて、乳がん検診。

私が検診に行ったのは、比較的大きな総合病院。

我が家からは電車か車じゃないと行けない距離ですが、
具合が悪いときはいつもこの病院のお世話になっています。

昨年、鎖骨付近にできた脂肪腫(脂肪の塊)を
切除してもらったのもこの病院です。

受付を済ませてまったりと『Newsweek』を読んでいると、
数十分でお呼びがかかりちょっとビックリ。

ナゼなら、この病院、
患者が多くて1時間待ちは当たり前だからです。

何はともあれ、診察室へ。

担当医師は、昨年脂肪腫を切除してくれた院長先生でした。

毎日多くの患者に接している院長先生ですから、
もちろん私の事など覚えてはいないのですが、
私はこの院長先生を信頼しています。

院長先生なのに、少しも威張った感じがしないし、
質問をしても面倒くさそうな顔ひとつ見せずに、
丁寧に答えてくれます。

世の中の医師がみんなこの院長先生の様だったらいいのに…
と思わずにいられません

私が診察室へ入ると、まず院長先生は、
「月に一度の自己検診はしていますか?」
と訊いてきました。

私は、ボソッと「いいえ」と答えました。

「ダメだよ。30代でも乳がんになる可能性はあるんだから」
と院長先生。

私も、やらなきゃ、と思ってはいたものの、
本当にしこりを発見したら…と思うと怖くて
躊躇していました。

院長先生は検診しながら、
「毎月自己検診しているとね、小さなしこりにも
気づく様になるから。5mm以内のがんなら
治療して治る可能性が高いんだよ。
ごく小さながんも発見できる様に2、3年のうちに、
視触診にエコーも併用して検診する様になるよ。
正直言ってね、年に1回の視触診だけじゃ
不十分なんだよ」とおっしゃていました。

検診の結果、『異常なし』。

ホッとした私は服を着て、
気になっていた事を質問してみました。

「あの…。出産していない女性は乳がんになるリスクが
高いと聞いたんですけど…」

「そうだね」と院長先生。
や、やっぱりそうなんだ…

「グッと高くなるんですか?」としつこく質問する私。

「グッとっていうわけじゃないけど、統計的に見てそうなんだよ


そう言われ、
ついバカな質問をしてしまいました、私。

「出産していない人みんなが
乳がんになるわけではないんですよね?」

「そりゃそうだよ。今は独身の女性が増えているんだから、
出産してない人がみんな乳がんになってしまったら
世の中大変な事になるよ。出産していなくてもならない人は
ならないし、5人産んでいてもなる人はなるよ。だから、
早期発見できるように毎月1回、必ず自己検診して」
と言われました。

まだ出産経験のない私は、乳がんになるのでは…
とよく不安になりますが、不安がってばかりいても
何の解決にもならないんですよね。

もし乳がんになってしまったとしても、
早期発見できるように毎月1回自己検診をしようと
心に誓いました。

もちろん、年に1回の視触診も受けます!

これから出産するにしてもしないにしても、
どんな人でもなる可能性のある病気なのだと
いう事を肝に銘じておかなくては!!!

このブログを読んで下さった女性の方の1人でもいいので、
月イチの自己検診と年イチの視触診(or 画像診断)の大切さを認識して、
実行してもらえたら嬉しいデス

 

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