先月の朝まで生テレビは、面白かったのでハードディスクレコーダーに録画したものを繰り返して見ていますが、本間正明が、森永卓郎さんに対して「あなたは、インベストメントバンクを否定するのか」という反論をしていたので、それがとても印象的でした。
菊池英博先生に言わせると、古くからある銀行をドメスティックバンクといい、証券会社の性質を持たせた投資銀行をインベストメントバンクというそうですが、最近の日本経済は、実業から虚業へ変わったというか、すっかり製造業から水商売へ変わってしまったような気がします。
水商売は景気が良いと、水を売っても売れてしまうということから、その名が付いたそうですが、景気が悪くなると、スーッと客足が引いてしまいます。
昨年までは、職場のシルバー派遣のお年寄りが、投資信託にお金を預けて10%以上も利息が付いたと喜んでいましたが、最近は元本を割り込んでいるようです。
中小零細企業を育てる役割のあったドメスティックバンクのように、客に対しても元本保証をするのが、銀行の一番大事な仕事であったはずなのに、株を売ったり買ったりで、それがどこへ行ってしまったのやら。
実業がしっかりしていないと、虚業だけで儲かるはずもありません。
最近の若い起業家は、ジャスダックだか、ヘラクレスだか、マザーズだかに上場することばかりを考えているようですが、その集まった金で、いったい何をしようとしているのか。
反面、最近の株の大暴落で儲かっているホンの一部の人たちこそ、本当は実業の方を信用していて、虚業など信用していないとか、そこらへんの図式がしっかり頭にたたき込まれているような気がします。
菊池英博先生に言わせると、古くからある銀行をドメスティックバンクといい、証券会社の性質を持たせた投資銀行をインベストメントバンクというそうですが、最近の日本経済は、実業から虚業へ変わったというか、すっかり製造業から水商売へ変わってしまったような気がします。
水商売は景気が良いと、水を売っても売れてしまうということから、その名が付いたそうですが、景気が悪くなると、スーッと客足が引いてしまいます。
昨年までは、職場のシルバー派遣のお年寄りが、投資信託にお金を預けて10%以上も利息が付いたと喜んでいましたが、最近は元本を割り込んでいるようです。
中小零細企業を育てる役割のあったドメスティックバンクのように、客に対しても元本保証をするのが、銀行の一番大事な仕事であったはずなのに、株を売ったり買ったりで、それがどこへ行ってしまったのやら。
実業がしっかりしていないと、虚業だけで儲かるはずもありません。
最近の若い起業家は、ジャスダックだか、ヘラクレスだか、マザーズだかに上場することばかりを考えているようですが、その集まった金で、いったい何をしようとしているのか。
反面、最近の株の大暴落で儲かっているホンの一部の人たちこそ、本当は実業の方を信用していて、虚業など信用していないとか、そこらへんの図式がしっかり頭にたたき込まれているような気がします。