日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

「放射脳」な、私の食材選び

2012-09-09 19:54:03 | Weblog
私が食べるのは、北海道産のお米や、九州産の野菜。

魚や肉は輸入の食材を食べるようにしています。

世間では、放射線量の少ない食材を神経質に選んだり、ネットに何ベクレル・何シーベルトで危ないと書き込んだり、親切に他人にも注意を促す人のことを「放射脳」と呼ぶそうです。

そういう意味では、私は「放射脳」の持ち主に間違いありませんが、逆に、何を食べても安全だといっている人たちのことを「ホルミシス真理教徒」と呼ばせていただきたいと思います。

ある日のtwitterで、ホルミシス真理教徒の方の発言を呼んでびっくりしたのですが、「放射能汚染食材を食べても100%何も起らない。賭けてもいい」と自信満々に書き込まれている文章を目にした時でした。

人間、未来のことなど分からないと頭の片隅に置いておくのが、良識のある市民の考え方なわけで、未来はこうなると言い切ってしまうのは、たいがいインチキ政治家か、新興宗教の教祖というのが、世間の考え方の相場なわけです。

その証拠に、皆さんの周りで放射能が安全だと言っている人たちは、原発が100%安全だって言っていた人たちとかぶっていませんか? そして、そういう人たちは汚染地帯から遠く離れている場所に住んでいる傾向もあるように思われます。

東北や関東のような正に被害を受けている我々とは違い、おおよそバーチャルな実感しかないんですね。

そんなわけで、私は彼らのことを「ホルミシス真理教徒」と呼ばせていただいているわけですが。

さて、表題にある私の食材選びですが、下記の放射能汚染地図でだいたい分かると思われます。
北は青森より上の方、西は日本アルプスを越えたあたりから汚染が緩やかになるのですが、一応警戒して、北は北海道、西は関西より西側の野菜が私の購入時の目安です。



安全に思われる場所であっても線量が高くなってしまう屋外で収穫するキノコ類、タケノコはNG、雪国まいたけはホームページで確かめられるので選べるでしょう。注意しなければいけないのは、日本は出汁をよく食事に使うので、カツオだし、昆布だしには気をつけること。そば粉、梅干、ワサビ、お茶などは見落しがちなので気をつけること。コンニャクは100%近くが国産。大豆や大豆製品は殆ど外国産なので、気にするほどのことはなし。安い豆腐や納豆やガンモだったら大丈夫。わざわざ高い国産大豆のものを買わないように。輸入飼料を食べさせる鶏の卵から殆どセシウムが出ていないのも幸い。

チェルノブイリで被害を受けていた人たちの主食である乳製品は、ヨーグルト、発酵乳、アイスクリーム、チーズ、バターなどもそうなので気をつけること。

牛は反芻して長時間消化器に食べ物を入れてしまうので、国産牛は食べないこと。ソーセージ、チクワなど練った加工品は何の魚なのか分からないのでNG。海苔は関西より西ならOK。豚肉はアメリカ産や、カナダ産のものがいくらでも手に入る。

お米は一番大事。お米を食べる量は食料の中で一番多いので、汚染地帯のものは絶対に日常的に食さないこと。

お茶は、チェルノブイリの時から放射線取り込みやすいので有名。お茶のペットボトルを毎日飲んでいた職場の人なんて、ものすごい脱毛になっちゃったよ。私は介護職ですが、グループホームの利用者さんも、いつもの年の2倍くらいの勢いで死んでいます。

忘れてはならないのは、家庭菜園だから、プランター栽培だから大丈夫と思っている人はアウト。市販の肥料を買ったり、空気の入れ替えをしていれば、農家の育て方と殆ど変わらないし、検査をしている分むしろ農家が栽培したものの方が安全なくらい。

日本近海の魚は殆ど全滅だけど、太平洋産は特に気をつけること。

外食は食材の出所が分からないので、本当に最小限に控えておくこと。

この国は、小麦、大豆など、輸入が多いのが不幸中の幸いでしたね。

チェルノブイリ事故の健康被害は600万人。

あの地区の人たちも、最初は食べ物に気をつけていたんだけど、1年もたったら根負けして何でも食べちゃったんだよね。

今の時期は、癌や白血病よりも、心筋梗塞や脳障害の方を心配します。

日本人だけが、放射能に強い人種ということは考えにくいと思います。

放射脳な私は、こちらの人たちの経験したことの方を信じるよ。