日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

ドラマ「ホームワーク」を、やっている。

2010-12-22 16:25:56 | Weblog
今、1992年のドラマ「ホームワーク」を見ています。

今から18年前のドラマで、唐沢寿明や、福山雅治、清水美沙が初々しい。
稲垣順一の「クリスマスキャロルの頃には」が大ヒットした主題曲。

当時は、刈り上げ頭の男が多く、女性の眉毛が尋常じゃないくらい太くて面白い。
服は体にフィットしていないダボダボの服。

家電は、子機の大きな親子留守番電話が通信ツールで、男女は互いのアパートに頻繁に行き来する。

パソコンは、でかいブラウン管に、ウィンドウズ3.1が出る以前の真っ黒いDOS画面。
あんなもの、本当に役に立ったのかいな。
パソコンがあるのに、なぜか隣にワープロ置いてあるし。

当時、自分は何をしていたかなあ。

正直テレビドラマはまったく見ていませんでした。

世の中がトレンディドラマやら恋愛話で浮かれている頃に、叔父や、北海道の友人と政治経済の話ばかりしていたような。

娯楽といえば、ファミコンかレンタルビデオでしたね。

あとは、哲学とか宗教の方に興味がありました。

親しくしていた叔父は、「今までの成長経済じゃなくなるぞ」と早いうちから言っていましたがその通りになりましたね。

生まれてこのかた、成長経済しか知りませんでしたから、成長しない経済の想像がまったくできませんでした。

北海道の友人は、独立して事業を成功させています。
今は自業自得でも、国民が選挙で選んだんだから、それでいいんじゃないかといっています。

あれから、18年。
(綾小路きみまろみたいだ)

せっかく長年来の夢で政権交代できたのに、財務大臣が「円高が望ましい」とかいって、即刻辞任してしまうし(笑)

総理大臣から、経団連会長から、マスコミまでTPPにただちに合意しないと大変なことになるとか、日本はすでにヨーロッパよりも平均関税が低いのに「鎖国か、開国か」だとか、40%にまで下がった法人税を更に下げるなどということを言っているのですから、この国の人たちは何~にも変っていません。

これから何年生きられるか分かりませんが、このまま滅び行く国を、黄昏の目で見つめていくのかなあ。