谷口板長の鯖(〆鯖、鯖のみそ煮)とバスケのコーチ日記

八戸の鯖で作る鯖味噌煮(鯖みそ煮)を紹介し八戸の郷土料理の作り方、趣味のバスケっトを田面小でコーチする日々の話。

ホタテの捌き方・・・その2

2009-03-07 09:22:27 | 料理について
写真と連動した・・私のブログ経営者ブログ・・

「鯖のみそ煮とバスケのコーチ」


は上記からご覧下さい。

でも一応投稿!


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昨日は、ホタテの捌きの前編でした
今日は後編です。



この捌き方は、黒いウロと呼ばれる部分を別に取り扱うので
安全安心に調理できます。

ホタテの養殖物は出荷される時に「貝毒」の検査に合格した
貝だけが出荷されています。

黒いウロの部分にその貝毒を持ちます、海水温の上昇と共に
貝毒も増加すると聞いています。

海水温の上昇で海のプランクトンも増え、酸素が少なくなると
貝毒の発生が増えると・・も

海水温が上がる夏場には、貝物は注意して食べないといけません。

貝毒は加熱しても死にません!食べないことが大事です。

検査は全ての貝を1個ずつ検査するのではないので
ウロを食するのは避けた方が得策です。


ホタテの紐と呼ばれる部分は・・刺身にすると
シコシコ・・コリコリしていて・・貝柱とは違う食感


ナイフでヌメリを削ぎ落とすようにしても・・
紐が多いときは、多目の塩で揉んでもいいですよー


食べ方・・は・・ご自由に・・です!

今回のホタテの捌き方の投稿の狙いは・・卵と白子の刺身

ホタテは、これからが産卵期、3月4月5月初旬まで
産卵期を過ぎると・・貝柱は痩せて・・味も落ちます。

夏場を過ぎて、秋になり海水温が冷たくなると成長をします。


写真は白子です、卵は淡いピンク色。


三日月状の白子の背の方から開きます。


何故・・開くのか?

それは、卵も白子も黒いウロと直結していますので
写真の黒い液体が残っています、そのため

貝毒の危険性があるので・・開いて流水で流すのです。


この状態で・・完成です。

この刺身は昨夜、板長が食しました。
貝毒は、お腹を痛め・・個室に篭り続けます。

板長のお腹は、何ともありません!

きれいに中の不純物を洗い流す(ボールの水はダメ・・流水)

卵と白子・・甘くてトローンとして、
貝柱や紐とは別物の味わいです。

『地元だから喰らえる・・美味♪青森県の食材に感謝!』

煮物にする時も・・良く洗い流してから調理してください!

明日は・・「みる貝」の投稿・・?
(明日は弁当115個をお昼に届けるため・・投稿できるかな?)



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