ねこのおなかの日記帳

日々の記録です。

雨だから読む・・・

2010-07-02 | 読書
5月末から、約1ヶ月限定ですが、
読んだ本をメモしていました
それでもすでに内容や感想を忘れかけているものもあるので、
覚書をここに・・・

「クレイドゥ・ザ・スカイ」森 博嗣
     スカイ・クロラシリーズ完結(ですよね?)。リトルさん長い間貸して頂き、
     多謝です!
     それにしてもなんと冷たく透明な。詩のような小説でした。

「君たちに明日は無い」「借金取りの王子」垣根 涼介
     リストラは怖い!!こんな会社(リストラ請負業)があったらすごい。
     でもそこに心温まるドラマがありました。面白かったです。

「家日和」 奥田 英朗
     ほのぼのした気持ちになれる短編集でした。笑いました。面白かった。
     そしてこの小説を読んでからなぜか「人間、いたるところに青山あり」
     の言葉をよく目にするようになりました・・・。

「死神の精度」「ゴールデン・スランバー」伊坂 幸太郎
     死神の精度は再読、ゴールデン…は先に映画を観て
     ある程度内容を知っていたのですが、ハラハラドキドキでした。
     「死神の精度」のほうが、より好きです。

「赤い指」東野 圭吾
     遅ればせながら・・・。「家族って・・・」と考えてしまいました。
     おばあちゃんはすごい。

「宵山万華鏡」森見 登美彦
     連作短編集。祇園祭の賑わいの裏で起こる、
     ファンタジー?現実?あ、やっぱりファンタジー?な森見ワールドが素敵でした。
     京都が美しいです。

「孤高のメス(1)」大鐘 稔彦
     肝移植って、凄いんだなー。
    (医学用語が多すぎて私には難しく、逆に、人物は皆マンガのような
     極端なキャラ設定でした)

「イニシエーション・ラブ」乾 くるみ
     数年前の「このミステリーがすごい!」のなかの一作だそうです。
     だまされかけました。80年代J-POP好き垂涎な感じの
     各章のタイトルですが内容とはあまり関係なく、謎解きには少し関係あり。

「これでよろしくて?」川上 弘美
     「これでよろしくて?同好会」入会希望します!!!
     とってもよかったです。ここにも「人間、いたるところに青山あり」。

「フリーター、家を買う。」有川 浩
     タイトルほど、甘くも軽くも無いお話でしたが、面白かったです。
     前半の主人公のダメ男っぷりが自分に重なってしょうがなかった…

コメント (2)
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