ねこのおなかの日記帳

日々の記録です。

体力

2012-08-26 | Weblog
オケの合宿に参加したのが、数えてみるともう8回目で驚きました。
いつまでたっても新入団員のつもりでいる…あつかましいですな…。


会場のことや運搬やお金のあれこれや写真撮影など、
引き受けてくださる方々がいるから成り立っているんだなーと、
回を重ねるたび思います。感謝感激なのでした。


そしてもう一つ感じるのが加齢による体力の衰えです。
二日間の合奏三昧にはもう体がついていけない…
二日目のベートーベンのピアコン、
せっかくソリスト様が来てくださっているのに、
一瞬白目をむいたまま舟をこいで蒼き睡魔様に会いに行ってしまいました。
睡魔様に会いに行かなくて済むように両日日帰り(宴会パスで自宅睡眠)を選んだのに。

体力つけないとだめだな。と思った二日間でありました。

いやそれより楽器の練習するのが先でした。
本番直前なのに弾けないところが山盛りなのであります……。





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前職の可憐な同期様がうちに遊びに来てくれたときに
みどりちゃんを見て、

「みどりちゃん、黄色くなった…!!前は、もっと緑色だった」

とおっしゃいました。
毎日見ているとその変化はよくわからないのです。
そうか…黄色くなっているのか…。
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少し西への旅

2012-08-15 | 旅行
わたしは普段休日が多い代わりにお盆休みというものがないのですが、
ことしのお盆周辺のシフトはお出かけ可能な感じだったので、
よろこんで小旅行してきました。




まず倉敷の大原美術館へ。
少し前に「楽園のカンヴァス」(原田マハ/著)を読んで、
一番近くにいるエル・グレコ様(の絵)に会いに行かなくては!!と思ったのです。
(物語の冒頭の舞台が大原美術館です。)


「楽園の…」は絵画を愛する原田マハさんの渾身の作だと思います。
とある謎の名画の真贋をめぐって、
二人の「わけあり」キュレーターが美術マニアック対決を繰り広げる話です。
表紙を見たら明らかなのですが謎の名画の作者とされているのがルソーです。

キュレーター対決も面白いのですが、
作品の中で語られるルソーの社会人としてのダメっぷりや、その一方で
世間の嘲笑などどこ吹く風で真摯に絵を描く姿勢にちょっと泣けました。


というわけで、大原美術館にあるルソーの小品もしっかり観てきました。
牛さん、でかっ!!!
と思いましたがなんとも愛らしい絵でした。
夫はその絵をモチーフにしたステンドグラス風の小さいしおりを自分土産に買っていました。


お茶に寄ったのは「三宅商店」。昔はいろいろ売っている商店だったようですが今は茶店です。

冷房がなくて、店先にいくつかカキ氷用の巨大な透明の立方体氷を置き、
扉も窓も開け放って扇風機で風を通しているお店でした。
暑かったです。
でも、汗して食べる、白桃のパフェがめちゃくちゃおいしかったです。
食べたら少し涼しくなった気がしました。




美観地区とよばれる、腰壁がなまこ壁になっている白い漆喰に黒い瓦の街並みを歩きました。
ショーウィンドーにひっそり飾られていた謎の楽団
   ↓



みんなかっこいい姿勢で演奏している…とくにピアノとフルート…。



二日目は倉敷市内の児島という町の「ジーンズストリート」に行ったのですが
お盆休みでシャッターストリートになっていました……

ディスプレイ?のジーンズたちだけが空にはためいていました。




残念だったのですが気を取り直して、最後のひまわりを見に佐用町へ行きました。



夕方近かったせいもあり、だいぶ俯いていましたが、はじめてひまわり畑というものを見ました。
ひまわりって、お花というより、野菜に近いなぁと感じました。きれいでした。

100円を「協力金」として町に払って入場するのですが、
100円を箱に入れるとひまわりの種の小袋をくれるのです。


来年、裏に植えるか、悩むところです。
多分雑草の海に呑まれるんだろうなーと思うと不憫で……。


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アボさん日記9 ネコさん

2012-08-09 | Weblog
<前回までのあらすじ>
うちのアボさんは土に植え替えた後しなしなになっていた。(あらすじ終わり。)



しかしアボさんはなかなかしぶとくて、
しなしなの葉の上から新しい葉がにょきにょき出てきて、
復活&順調に成長しているようでした。


ところがある日の夜中、外でやたらネコが叫んでるな~と思っていたら、
次の朝アボの鉢の土がごっそり掘り返されていたのです。


種も丸見え。
葉っぱは一夜にしてすべて枯れてしまっていました


涙涙。
アボ栽培、とてもたのしかったのに。
あっけない幕切れでした。
アボさん今までありがとう




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カッティングシートを曲面に貼るのは難しく、
シワッシワになっていたゴミ箱ですが、
思い切ってシワシワを全部剥がし、残った端切れシートで貼りなおしました。




曲面に対応するために、はぎまくってフランケンシュタイン並みパッチワークなのですが、
とりあえず前回ほどのシワシワ状態からは脱却しました。
よかった。百均のゴミ箱とはいえ新品を無駄にせずに済んで。



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夏でも花が長持ちするえらいやつ、スターチスですが




勝手にドライフラワーになってくれるすばらしい花なので、ドライ後、アジサイと一緒に飾っています。









ふだん全くスポーツ一般に興味がないくせに、
オリンピックで必死に戦う選手たちをTV越しに観ていると
すぐに感動してグシグシと涙や鼻水が出てきます。
どの競技にもかかわらず。
「年を取ると涙腺が緩む」ってほんとにあるんだ!!と実感中……。





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塩味

2012-08-03 | 読書
無印のケークサレの素をつかって作ってみました。
具は粗挽きソーセージと玉ねぎとピーマンです。



「見た目ケーキやけど甘くない…おかずや…塩味や…」
と夫は不思議顔でした。

わたしも自分に「これは洋風卵焼きなのだ!!」と言い聞かせて、
お弁当に入れて仕事に持っていきましたが、
お弁当を開けたときは少し不思議気分でした。







七月はなぜか「スケールの大きな本」の予約がいっぱいまわってきました。
中でも面白かったのはこの二つ

やっと順番がきた「ジェノサイド」(高野和明/著)
面白かった~!!
ぜひ映画化してほしいけど、各団体や国家の圧力があるだろうから無理っぽいかな…。
日本の理系大学院生と、密命を負わされた傭兵グループの、
二つの物語が少しずつ近づいていくたびにハラハラドキドキしました。
読むのを止められなくて深夜までかかって一気読みしました。


「太陽は動かない」(吉田修一/著)
宇宙太陽光発電かー!!!と思いました。
もう、権力の袖の下で動くのが石油じゃない時代は確かに来ているんだろうなー。
普通に「わーい、吉田修一の新刊だー」と思って読み始めたので、
どえらいハードボイルドチックな内容と規模のでかさに最初度肝を抜かれましたが、
とても面白かったです。


あとは
「おいで、一緒に行こう」(森絵都/著)
東日本大震災被災地の、「20㎞圏内」の動物たちをたすける、
ペットレスキュー隊のルポです。
全然報道されないから気になっていました。
これを読んだら政府や電力会社の言ってることが何も信じられなくなる、
題名のやさしさとは裏腹な怖い内容です。

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