「not simple」

「not simple」　（オノ・ナツメ/著）

M嬢とクマっちのおすすめ本です。まんがです。
とってもよかったけれど、なんともやるせない物語です。
不幸の大きさは測ることは出来ないし、
その出生からして運から見放されている、
でも幸せを探して目標を持ってひたすら生きて旅する、
主人公・イアンが、不幸だったとは言い切れないのですが。
なぜなら読後に暖かいものが残ります。
でも「あんまりだー」
M嬢も言ってたけど「ケン・ローチの映画」のような雰囲気です。

絵もすごい。

この個性派漫画が、あの小○館から刊行されるか！？
とビックリしましたが、
やはりマイナー出版社から途中まで刊行され、
出版社がつぶれて未完となっていた作品だそうです。
「オノ・ナツメ」さんがすごい！！と話題になってから、
うまいタイミングで小学○が買ったんですねーさすが。
でも、読者としてはちゃんと完結したものが読めて幸せです。

静かな一日

この週末は、とてもおとなしくしていました。
さすがに、椎間板ヘルニアと風邪のダブルパンチは、
まだ記憶に新しい悪夢なので、無理をする気にはとてもなれません・・・怖い。
（まだ「喉もと過ぎ」てないらしい）

オケもお休みしました。
ひとりでCD聴きながら楽譜を眺めたりしたけど、
かなり空しかったです

今日ヒマだからお昼ごはんを手伝おうとすると、
GMY（ゴッドマザーY子）がビックリしていました
オムレツのオープンサンド
炒めたキャベツと、オムレツ（ひき肉と玉ねぎ入り）を、
バタートーストの上にのっけていただきま～す！
（合い間にマヨネーズとかケチャップとかつけます）
おいしかったです
私がほとんど何もしていないからおいしかったのでしょう・・・
（手伝おうとしたときにはすでに玉ねぎとミンチが
GMYの手により炒め終わっていた。）

あと、ちょっとバイオリンの練習もしてみました。
オケでモルダウの練習が始まっているみたいなので、
ヘロヘロの初見大会を思い出しながらヘロヘロとさらってみたら、
改めて、本当に難しかったです
モルダウ流れていかないよ！！
海までたどり着けないよ！！

犬に話しかけたり、
コンビニにおやつを買いに行ったり（今日唯一の外出）、
暇だったくせに持ち帰った仕事を全然していません。

うーむ。諦めて寝よう。
夢の中で仕事します（無理）

「神無き月十番目の夜」

「神無き月十番目の夜」　（飯嶋和一/著）

オケのお友だちに、ながーい間お借りしている本です。
とっても読み応えがあり、でもテーマが私には重くて、
ちょっと読み進めては他の本を読み…
と、いつも傍らに置きながらなかなか最後まで読み通せずにいました。

熱が下がったけど腰痛で動けなかったとき、
とうとう最後まで読みました。
江戸時代初期の百姓一揆の話です。

登場人物が生き生きしていて魅力的でした。
主人公の石橋籐九郎が、かっこいいです。
ふつうのヒーローじゃなくて地に足が着いていて
現実を正しく認識し、先を正確に見通す力があり、
戦を知っているだけに戦う道を選ばない、
苦悩する賢人です。若いのに。
でもこの小説の主人公は、もしかしたら籐九郎じゃなくて、
戦国から江戸へと移り変わる時期にあった「小生瀬」という村なのかもしれません。
時代が変わったことを示す、新しい「検地」を受け入れることができなかった、
誇り高き自治の村がたどった恐ろしい運命のお話でした。

籐九郎にも泣けたけど、
最後のほうに出てきたもう一人のヒーロー「直次郎」にも泣けました。
映画化したときは直次郎＝玉木宏さんでお願いします（笑）

すごく引き込まれるんだけど、
最初にもう物語の結論が示されていたから、
怖くて気持ちが重くてなかなか読み進めなかったのですが、
最後まで読んでからまた最初の章を読むと、
「村」に一筋の希望が残されていたことがわかってほっとしました。
小生瀬村は、地獄のような亡所で終わったわけではないと。
「かのはた」や「さんりん」と呼ばれる土地の持つ意味もはじめて知りました。
こわい～～～
柳田国男の世界だ～～～

小復活。お詫び。感謝。

土曜日、生意気にも「たいくつだ」とか言った罰が当たったのか、
日曜日は一日中熱が９度から下がらず、
腰の痛みはぶり返しほとんど動けず、
熱はどうも風邪から来ているようで喉が痛くて声も出ず、

「ごめんなさい～～～～～～～
たすけてください～～～～～～～
わぁぁぁぁぁぁぁ～～～～～～ん」

という状態でした。

仕事も３日も休んでしまいました。

その間に病院に連れて行ってもらって点滴打ったりしつつ
（点滴の中に消炎剤も入れてもらいました、←内科で
血に直接痛み止めを入れると効きますね）、
ほとんど死んだように寝続けて、
今、パソコンの前に座れるのが嬉しくてしかたありません。
１５分以上同じ姿勢でいると「来る」ので、
やたら落ち着きの無いことですが、
とにかく嬉しくて、ピアノの椅子に座ったりもしています。
（座るだけやけど）

この日記は絶対に見ていないはずの方々へも含めて、
こんな場所からですがお詫びとお礼を。
まず、巨大芋虫なわたしの面倒を見てくれた（現在も見てくれてている）
家族全員に
チーム・グレード２のお二人と
グレード所属のT嬢とマスマティクF氏に
副ボスに
メールetcではげましてくれた友人知人の皆様に
その他ご迷惑をおかけしてしまった皆様本当にすみませんでした。
おかげさまで、インターネットできるまでに回復しました。
ありがとうございました。
あしたは久々に外に出て少し歩く練習をします。
あさっては仕事に行きます。

今日の夕方、今年３月までわたしの担当部屋にいたTくんという
お若い方からメールが来ていました。

こんばんは＾＾お久しぶりです。
弟からおなかさんが休みと聞きました。
体の具合はいかがですか？
（中略）
　　　　　　　　　「油断せずにいこう」
　　　　　　　　　　↑僕のきめゼリフです(笑)

（笑）油断せずに今年最後の一ヶ月過ごしたいと思います。

土曜日

いやになるほどヒマです

今日は、
CDずーっと聴いて5枚終わってしまったから、
fmラジオに変えて、チャンネルが○hkから変えられず、
えんえん語学講座と英語ニュース聴いて（さっぱり内容は解らない）、
みんなのうた「ぼくはくま」（by宇多田ヒカル）聴いて、
ありがたくごはんをいただいて
（一人暮らしだったら何も食べてないと思います）、
おやつ食べて、今に至ります。
またCDえんえん聴いてます。
さっきまで小松亮太さん。今ユーミン。
昼間は小沢征爾…スピッツ…サンソンフランソワ
（無茶苦茶セレクト）

・・・ある意味幸せな土曜日なのかも。

でも旅行のキャンセルしたり、
いろいろ予定していたことが何一つできなかったり、
ほとんど歩けなかったりするのが、
憂鬱なんだろうなー。

でも痛み止めのお薬が効いているのか、
２足歩行で移動できるようになりました
（昨日の今の時間ごろのわたしは巨大芋虫だった…）

椎間板ヘルニア

今朝、前に休んだときの比では無い強烈なのがきました。
立ち上がれず、「おかあさーん」と泣き叫んだワタクシ。
（気持ちは杜子春by龍之介・・・）

結局かなりの時間をかけて立ち上がり、
職場に遅刻の旨を連絡し、
とりあえず出勤の準備をして整骨院へ。
ひととおり診察すると先生の顔はあっという間に曇り
「紹介状書くから整形外科に行ってみて」
「あの、仕事があるので後日・・・」
「うーん。今日ね、多分仕事できないよ。動けなくて」

先生の予想大当たり。
整形外科でレントゲンをとった後注射3本ぶち込まれ、
あえなくダウンです。
背骨と仙骨の間の椎間板が飛び出し、神経を圧迫しているんだとか。
「ヘルニア」という名前がなんだかいやな響きです。

今、立ってこの日記かいてます。
座れない。座ると、立ち上がれません。非常事態の痛さです。
いったん立つと、少しずつなら歩けるので、
不自由ながら日常生活は家人に迷惑かけつつなんとかなりそうです。

仕事どうしよう・・・
大チョンボしてて行かなきゃやばいのに～
同じチームの皆様副ボスその他皆々様。
本当に今日はスミマセンでした
明日車で出勤します。
します。
うう。

「もし大作曲家と友だちになれたら…」

「もし大作曲家と友だちになれたら…」（スティーブン・イッサーリス/著）

職場の図書館からごり押しで貸していただきました。
「あのー、こんな本無いですか？？えへっえへっ」
と、本来のお客様たちを差し置いてのわがまま放題リクエスト、
いつも優しく聞いてくださってありがとうございます

作者はイギリスの、プロのチェロ奏者の方です。

バッハ、モーツァルト、ベートーベン、
シューマン、ブラームス、ストラビンスキー
の6人が、「どんな人だったか」に焦点を置いて書かれた
（もちろんそれぞれの音楽についても書かれています）、
児童向きの本です。
最初は、こっちに馴れ馴れしく語りかけてくる口調の文体を、
読みなれるのに少し時間がかかりましたが、
とても面白い本でした。
出てくる作曲家は、作者がとても好きな人たちなんだな、
と感じました。

シューマンの章は悲しくて泣けたし、
ブラームスの章には地団駄踏んだし、
ストラビンスキーの章には「うっわー、きっつー」と思ったし、
バッハ、モーツァルト、ベートーベンも生き生きして
（それでも、どの人もうっかり近寄ってしまうと
アイタタな目にあいそうなものすごい人たちばっかりですが）、
とにかく人物が具体的なイメージを持って想像できる本でした。
曲を聴くときに色々思い出して楽しくなれそうです。

電車で、ベートーベンのエピソードを読んでいるとき、
おかしくて噴き出しそうになってこらえるのに苦労しました。
（この本の原題：「なぜベートーベンはシチューの皿を投げつけたか？」）

ふたごのオオカミ大冒険

「ふたごのオオカミ大冒険」という歌があります。
子どもの頃Ｎ○Ｋの「みんなのうた」で流れていて、
すごく好きだったのです。
ちょうどその時代の「みんなのうた」のＣＤを見つけてしまいました。
某ネット書店で。3枚も買ってしまった。
ネット書店危険
でも、その頃の「みんなのうた」は名曲ぞろいだったと思うのです

今頭の中を、「ふたごのオオカミ大冒険」のメロディと歌詞
「ウルラウルラウルラウルラウルラウルラリ～♪」
がグルグルまわっています。
ふたごのオオカミが冒険に出るのですが、
危険な目にあったりして助けて欲しくなったとき、
父から教わった魔法の言葉（「ウルラ…∞」）を
叫ぶとうまくいくんです。

・・・部屋の片づけ中です。
いくら歌ってもうまくいかないわ～

大量生産

チョコレートです。
材料：ダンボール、のり、水彩絵の具、アルミホイル
ミッション：60個←無理。

うちのチョコレート工場は、
チャーリーとチョコレート工場みたいに、
夢ある美しい工場じゃなくて、
阿鼻叫喚の修羅場です。

でも銀紙に包んだとき、凹凸がちょっとチョコっぽくて、
嬉しくなりました。

ほかにも怒涛の「ラーメン工場」や、
ちぎった新聞の海におぼれそうな黒い「野菜・果物工場」、
謎の看板ロボットのいる「おもちゃ工場」などがありますが、
果たして品物は出来上がるのだろうか…。

ゴミためになって掃除が倍大変な仕事部屋、
今月末まで品物＆残骸増殖中

赤バッグ

今日はでかでか赤バッグを諦めきれずに、
梅田に再チャレンジ。
でも阪神・大丸のエスティですでに売り切れていて、
しかも阪神の店員（フェミニンな男性店員）に、
「全国的にもう売り切れです」と言われてしまった。
（そのあと大丸を見に行っているあたり、
フェミ男を全然信じていなかったわけですが。）

売り切れの声を聞いた時点で「心斎橋まで行ってもええで！」
と、同行してくれたＭ嬢のありがたいお言葉。
…しかし突然腹痛に襲われ、
めまいと頭痛もしてきて、
大丸の紳士服の階の休憩用椅子で限りなく不安な時間を過ごしました。
「なんか悪いもん食べたかしら！？」
「歯の化膿止めまじめに飲みすぎたんかな？」（←薬によく拒否反応が出るので）
などなど。

倒れたらどうしよう！？と、とても怖かったんですが
気分は落ち着き無事電車で家路につくことができました。
万一に備え、鬼太郎袋を握り締めて。

ちょうど自宅最寄り駅に着いた時もんちさんからメールが入り
「赤バッグ、阪神と大丸では売り切れだったけど、
阪急には残っていたよ」
という最新情報をくれました。
・・・フェミ男め。
でも、「今年はエスティには縁がなかったんだな～」と、
わりとすっきり納得でき、まあいいやと思いました。
全然違う店で必要な基礎化粧品のセット買ったし。

Ｍ嬢迷惑かけてほんまにごめん

カ○オストロの城

お片づけをしている身内Ｍ嬢が、
お宝を手放すそうです。
「欲しい人にあげる」と言ってますので、
日記読んでくださっている奇特な方、
またはそのお知り合いで
「カリ城のフィギュア（未組み立て）欲しい」
と言われる方がおられたら、おなかまで連絡ください。
携帯メールでも何でもいいです。

そばで見てて、捨てるのはあまりにももったいないと思って

うちにはフィギュアがあふれているのです。
Ｍ嬢のスターウォ○ズ関連（←すごすぎる）とか。
Ｙ子の手作り粘土作品とか。
わたしのアリス（食玩）とか。

スリーピングポットの会とお買い物

今日は、お友だちと少し買い物をしてから、
西梅田のメアリルボーンでお茶をしました。
人数が、３→４→５人に増えていき、
最後はにぎやかなお茶会となりました。
楽しかったです。

今回は、あのお店では初めて、
スリーピングポットサービスではないお茶を頼みました。
おいしかったです。でもやっぱりだんだん濃くなる…

ハロッズで買うもののあったお友達にくっついていったら、
オリジナルブレンドの紅茶の中に、
ウイスキー入りママレードの入ってるものを試飲させてくれました。
ラッキー美味でした。

そのあとは、物欲との戦いだったのですが、
なんとか思いとどまって何も買いませんでした。
近々茶色のブーツを買う予定なので我慢です
でもアユーラのブリリアントセット、欲しい…
エスティーローダーのでかでか赤バッグセット
（そんな名前ではないですが）欲しい…
この季節はクリスマスキットと称して、
いろんな魅力的なものがお得に詰めあわされて売り出されるので、
大変目の毒☆財布に毒☆です。
（踊らされやすい体質なので。）
お友達が買ったバッグもステキだったなー


（林檎のアップサイドダウンケーキを食べたのですが、
写真を適当に取ったので全く写ってなくて（真っ暗…）、
しょうがなく、わたしに追い詰められてすみっこに固まる
うさぎの写真にしました。本文とは何の関係もありません）

ぎっくりその後

おそるおそる出勤しましたが、
朝は元気でした。もう完全復活
と思えるくらい・・・というのは嘘でよちよち歩きでしたが、
普通に仕事でき（た気分になり）ました。
でも朝→午後→夕方と、だんだん腰が重くなり、
帰りの電車はちょっとグロッキーでした。

歯は、縫い目が舌に当たって気持ち悪い。です。
でも歯のほうが腰より復活が早いです
普通にものが食べられるってすばらしいー

写真はあくびをする直前の我が家の犬です。