ねこのおなかの日記帳

日々の記録です。

ななほしてんとう

2011-05-22 | 草花
裏庭のワイルドストロベリーに小さな実がなっていました。
真っ赤になっているのはまだ一個だけだったので、
もったいなくて摘めなかった…。
ちかいうち虫が食べるでしょう…。


花の側で、ナナホシテントウムシが一心不乱にお食事中でした。
写真を撮ろうが、葉っぱをめくって実を確かめようがお構いなし。
そんなにおいしいかい、アブラ○シは。
とりあえずわたしは一方的にナナホシテントウを応援させてもらいます。


おまけ1 裏庭のバラ
まるで剪定しなかったから大変なことに…。もじゃもじゃだー。虫天国だー。
白/リッチフィールドエンジェル 桃/ストロベリーヒル




おまけ2 貞子さん満開


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もうすぐ満開

2011-05-19 | 草花
貞子さん(あだ名。本名=サマースノー。源氏名=貞奴)がだいぶ咲きました。
上の写真は道路側から見た貞子さんです。

↓内側から見た貞子さん(一部)。


疲れたときふらふらと見に行くと、かなり心を和ませてくれます。
(虫には悩まされ続けているけど)
お化けとか言ってごめんよー!
できたら来年も咲いてねー!
(サマースノーは一季咲き=一年に一度しか咲かないバラだそうです。)
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色が変わる

2011-05-17 | 草花
昨日


今日


奥のバラが「つるスペクトラ」ですが、
咲き始めが黄色で、だんだん赤に変わります。
今日の夜、仕事から帰ってくると写真よりもっと真っ赤になっていました。

手前はイングリッシュローズの「ワイルドイブ」です
名前からは毛皮とか葉っぱでできた服を着た強そうな女子を想像してしまいますが、
小ぶりな花を支えきれない細い茎で、すこしうつむき気味に咲く、
名前に反して可憐なバラなのでした…。

先日、とても小さい花束にして母と伯母に持って行きました。
(母の日にしては遅すぎましたが…)



白い小さな花は貞子ちゃんです。
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バラと毛む○

2011-05-14 | Weblog
去年無理やり家の前のスペースに地植えしたバラが、
貞子ちゃんを含めて三株、ボーボー成長し、
真ん中に植えた黄色の大輪「つるスペクトラ」がだいぶ咲いています。
去年の5倍ぐらいの立派な体格になって、花数は8倍くらいになって、
本当にうれしいです。
しかし毛虫くんたちもバラの大きさに比例して増えました…
彼らは葉っぱだけでなく、つぼみもあっという間に食べちゃうんですよ…
そして食べられた後の無残なつぼみの死体(?具体的に言うと、
『寄生獣』にパファっと襲い掛かられたあとのような姿)に、蟻が群がる…。

悪いけど、毛虫くんは、私に見つかったら即虐殺されますよということです。
だから遠くへ逃げて欲しい。頼む(涙)。




今日は出勤だったのですが、週末の朝にお弁当を持って電車に揺られるのは、
なかなか悲しいものです。
そこで、「帰りにオケの練習に寄ろう!!」と(勤務先が比較的梅田に近いので、
練習場に移動しやすいと踏んで)思い立ち、
ルンルンと楽器を担いで出かけました。

しかし今日は4月に赴任して以来最大の客数で、
目が回るくらいがんばってもがんばっても仕事がはけず
(わたしは一単位時間に人の半分ぐらいしか仕事を回す能力がまだないのですが)、
終わってみたらフラフラで、結局オケには行けずじまいでした。
(時間的にも、もしがんばって行っても残り30分くらいしか弾けなかった計算でした。)

一音も鳴らさなかった楽器を背負って、
夜の坂道をえっちらおっちら登って帰るのもまた悲しい土曜日でした。
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アレルギー?

2011-05-10 | 読書
4月のはじめから、顔の皮膚が少しずつおかしなことになってきていて、
最初は左頬の下のほうだけガサガサしてかゆくなり「?」と思っていたんですが
いまでは右も含め、ちょうど顔面の下半分がガサガサでかゆいです。
環境が大きく変わったから、ストレスかな?
それならそのうち収まるだろう、
と勝手に思っているのですが、掻いてしまった左頬下部は少しどす黒く変色しています。
このままかゆいところを掻き続けてしまったら、
「ひげぴよ」みたいになってしまう……
何かのアレルギーだったら大変なので皮膚科へ行ったほうがいいのか、悩みます。




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船に乗れ!Ⅰ合奏と協奏
     Ⅱ独奏
     Ⅲ合奏協奏曲      藤谷治 
     
最初、主人公の男子がいろんな意味で鼻持ちならなさすぎるので
「読むの、やめようかな・・・」
と思ったほどですが、自分だって高校生ぐらいまでの時期は、
今よりさらにアホだったという悲しい事実を思い出し、続きを読むことにしました。
多感な少年期にチェロとその優れた師を与えられ、音楽の道に進んだ高校生の、
青春の挫折とかキラキラとか音楽への耽溺とかクラシックへの愛と憎しみとか哲学が、
大人になった主人公が振り返る形で描かれていました。すごい。痛い。


ばんば憑き  宮部みゆき

江戸時代が舞台の怪談短編集です。
ほんとうに怖いものや、くすっと笑えるものなどいろいろですが、
全編通じて人間って怖いなぁと思わされるものばかりでした。
怪談としては表題作の「ばんば憑き」がダントツで怖かったです。
「野槌の墓」が個人的には好みでした。


マドンナ・ヴェルデ  海堂尊

これの「表」にあたる、「ジーン・ワルツ」が映画化されたようです。
「裏」から読んでしまった。
産婦人科医の母の目線で語られた物語です。
超高齢出産、体外受精、代理母・・・・・・と医学界のトピック満載ですが、
主人公の娘で産婦人科医の「理恵」の言動には
「なんという恐ろしいことをしなさるんじゃぁ・・・・・・!」
としか思えなかったわたしの感覚は理恵の母・みどりより、
もう一世代分ぐらい古いのかもしれない。


愚者のエンドロール  米澤穂信

本格とか新本格とかのミステリー用語はよくわからないけど、
これがものすごくミステリー愛にあふれた小説だということはわかりました。
そして登場人物がアニメチックでした。
(わたしはアニメは好きですが。)
主人公含め、普通の感覚の「高校生」が一人もいないように思えます。
不思議な感覚の「推理小説」でした。


雑文集  村上春樹

おもにここ20年分くらいの、単行本に載らなかったエッセイや
受賞式でのあいさつなどが一気に収められた本です。
ジャズに関する文章はボリュームもあり熱い!です。
その他の文章も、とても興味深いものが多かった。
みっちりと書き込まれたものが多くて、思っていたような「飛ばし読み」ができず、
ひとつひとつじっくり読みました。
そしてここでもフィッツジェラルドについて語られていて、「うーむ」とうなりました。


第二音楽室  佐藤多佳子

佐藤多佳子さんはどうしていつまでも思春期の少女の心に寄り添えるんだろうと不思議です
(「一瞬の風になれ」のときは少年だったけど)。
音楽にまつわる四つの話が入っていましたが、
リコーダー四重奏の物語「FOUR」が一番好きでした。


アンダンテ・モッツァレラ・チーズ  藤谷治

「船に乗れ!」の藤谷治さんのデビュー作だそうです。
映画みたいでおもしろかった。
「船・・・」と違って喜劇なのでいろんなユーモアが詰め込まれているのですが、
わたしが爆笑したのはストリートミュージシャンの京一が作った「東京ドライブ」という歌の歌詞です。
「♪春の朝はモーニング・・・・・・」とか
「♪・・・・・・君の髪 ユアヘアー」とか、
音楽付きで聴いてみたい。
CMソング的なものがツボにはまることが多いのです。
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くまのこどう

2011-05-07 | 旅行
タイトルを変換したらナチュラルに「熊の鼓動」と出たので、
「うむぅ……」と唸ってしまいました。

連休中はほぼ出勤で(5月3日から昨日までは全く休みなしだった)、
人生初のシフト勤務の悲哀を味わいました。
おまけに休日連続勤務のシメである昨日が遅番で、
夜の仕事場に残っているのはボスと副ボスと私という(大変気詰まりな)メンバーで、
私の気力と体力はもう限界でした。
「カードを発行するとき、その年度の4月に満十五歳を越えていたらデータ入力の際『成人』と区分する」
ってどこの国の法律やぁ!!(泣)
しかし知らなかったとはいえミスはミスであります。
1日に10回以上はこういう「知らんかったであります、すみません」的なミスをします。
実習期間が欲しいと切に願う。無理だけど。



でも、四月後半から二日連続休みが一回だけあって、
夫に懇願して小旅行に行きました。
熊野古道を少しだけ歩いてきました。
そのおかげで、「先にご褒美もらっちゃったから!!」
と自分に言い聞かせてがんばれた。ような気がします。


学生の頃に読んだ「縛られた巨人」という南方熊楠の伝記がすごく面白くて、
読んで以来ずっと熊野は気になる場所でした。
それと、前職の頃、職場の図書館でお借りして読んだ「RDG(レッドデータガール)」。
超自然が現代でも自然なこととして起こりうることをなんとなく納得させる「熊野」。
せっかく、それほど遠くない地域に住んでいるのだし、
自分の目で見られるものなら見てみたかったのです。

(今の職場にも「RDG」愛読者の方がいて、その方は去年熊野を旅行し、
わざわざ主人公の出身地のモデルとなった神社(僻地)へお参りしたそうです。
今の職場は、絶対「RDG読んでる率」が高いと思ってたけどやはり…。)

土着の原始宗教と、山岳信仰と、神社参詣がごちゃ混ぜになった熊野詣は
今ではハイキング気分で歩く人が多いように見えました。
ってそんな不埒ものが私だけだったらどうしようかな……。


熊野三山(「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」)を巡る色んな道がありますが
今はメジャーな古道は舗装されていて、ずいぶん歩きやすかったです。
本来は「○○王子」と名のつく多くの小さな神社(跡)を歩きつないで、
最後に大社へとたどり着くのですが、
わたしたちはいきなり本宮へ車でブーンと行って、
その後「中辺路(なかへち)」という古道をお散歩しました。すみません…。
「継桜王子」から「近露」への短いコースですが、
名水の湧き出るところや、南方熊楠が神社合祀令に反対したため現存する樹齢800年以上の杉の木など、
「へー」と思いながらゆっくり観て回れて楽しかったです。
山道も少なく軽いハイキングコースくらいに思っていたけれど、2時間弱歩いたら、
最後のほうの下り坂では膝がわらっていました。

写真は本宮大社の入り口です。
三本足の「八咫烏(やたがらす)」が神の使いとして信仰されているようで、
町のあちこちや、神社内のお守りとかグッズ(?)などに八咫烏がたくさんいました。
サッカー好きの夫は「あっ、八咫烏や!」と嬉しそうでした。
(日本サッカー協会のシンボルマークが八咫烏らしい)



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