「蒲公英草紙」 (恩田陸/著)
「常野シリーズ」のお話です。
前に、短編集「光の帝国」を読みましたが、
その中の一遍と繋がっていました。
今回は異能をもつ「常野一族」が直接語らず、
そのそばで少女時代から思春期を過ごした
ごく普通の女の子が主人公でした。
面白かったです。
途中でやっぱり泣きそうになりました。
聡子さまがこうなることは、読み始めたときからうすうすわかっていたのに~。
最後は切なかったです。
これが「光の帝国」に繋がっていると知っていたから、
その先に希望があるとわかったけど、
もし読んでなかったらラストには納得行かない
「日本人の知らない日本語」(蛇蔵 海野凪子/著)
日本語学校の先生と、まじめだからおもしろすぎる外国人学生たちの、
学校生活。漫画なのですごく読みやすかったです。面白かった!
漫画ですが、自分が使っている敬語はものすごく間違っていたんだなー…などなど
まさに「日本語再発見」でした。
ちゃんと勉強しないとだめだなと本気で思いました・・・。
でも、めっちゃ面白くて爆笑しながらあっという間に読めました
「RDG(レッドデータガール)2」 (荻原規子/著)
待っていましたー。
面白かったです!
今から3が楽しみです。1は序章だったんだな…と2を読んでわかりました。
登場人物にはみんな、ものすごい名前がついています。
具体的な日本の地名が示され、舞台となる場所も特定されていながら、
異世界ファンタジーなのが楽しいです。
意識する・しない、好き・嫌いにかかわらず
わたしたちが縛られている伝統というか歴史というかそういうものを、
はっとするほど新鮮に感じます。
「雪政」のビジュアルイメージは私の中では絶対キムタクです。
三冊とも、人様からお借りした本です。
わたしの心の栄養になりました。
幸せな時間をありがとうございました~
写真の冷やし中華はベランダの大葉をいっぱい入れました。
今期初の冷やし中華でした。
大急ぎだったので野菜や卵を繊細に切れずオッサンの料理みたいになった
でもおいしかったです。味付けが市販のタレだから