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ラヴェルピアノ三重奏曲イ短調 メニューイン・カサド・ケントナー /器用な手先には脊髄が重要でした

2012-10-18 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
Ravel Piano Trio in A minor - Menuhin, Cassad�・, Kentner



器用な手先 脊髄が重要でした

生理学研など解明


ヒトなど高等な霊長類が手を巧みに動かせるのは、これまで考えられていた大脳の信号を筋肉に直接伝える経路の動きだけでは不十分で、
脊髄固有の神経細胞を介する間接的な経路が重要な働きをしていることがわかったー。

生理学研究所の伊佐正教授と木下正治特認助教らと福島県立偉大、京都大学の共同研究チームが、猿を使った実験で確かめ、【ネイチャー】電子版に発表しました。

ネコやねずみなどでは大脳と前足の筋肉を結ぶのは間接経路しかありませんが、高等霊長類では、間接経路と直接経路の二つがあります。
これまで、ヒトなどがネコやネズミと違って手指を1本ずつ器用に動かせるのは直接経路によるものと考えられてきました。

研究チームは、遺伝子導入技術を使って、猿の脊髄にある特定の神経細胞の働きを抑制する「二十遺伝子導入法」を開発。
この方法を利用して、ニホンザルとアカゲザルの間接経路に関わる脊髄固有の神経細胞の働きを抑制。
そのうえで、筒の中にあるエサを取らせました。

えさを取るには手指を器用に動かしてつままなければなりません。 抑制の結果、どちらの猿も筒の中のエサをつまむことができなくなりました。

これは間接経路が阻害されたため、手指を器用に動かすことができなくなったことを示しています。

伊佐教授は、「脊髄は単なる反射の経路ではなく、精緻な運動を制御する高度な役割を担っていることが分かりました。教科書の常識を覆す発見です」と話しています。

 (しんぶん赤旗日刊紙(日本共産党発行 HPも毎日更新)2012年夏の切抜きから)


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