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日本共産党グラフポスター、チャップリン赤狩りに遭う/シリア山本美香さんの言葉=赤旗潮流

2012-09-14 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
しんぶん赤旗 今日の潮流 「わが国大手メディアの生態」


きょうの潮流



「メディアの世界に身を置くと、力をもっていると勘違いしてしまうことがあります。高みから物事をみるのではなく、思いやりのある、優しい人になってください」

▼シリア内戦を取材中に亡くなった、山本美香さんが残した言葉です。ジャーナリストをめざす学生たちに語りました。自戒をこめて彼女の言葉を思い起こすたびに、ともに記憶のよみがえる話があります

▼ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーさんが、『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』で驚いている、わが国大手メディアの「生態」です。ある日マーティンさんは、日本の大企業の経営陣と記者たちとの「オフレコ懇談会」に出ました
▼すると、1人の記者がいかにも慣れた感じで会長の横の「指定席」に座る。会長とごく親しそうで、会長が語る新情報もとっくに知っているようす。会長秘書のようにみえる彼は、ファクラーさんが日ごろ「企業広報掲示板」と思っている大新聞の記者でした

▼ファクラーさんは、ある元閣僚の誕生日を祝う宴会にも言葉を失いました。かつての担当記者らの催しです。50人が集まり、花束や記念品を贈るようすが新聞に報道されました。ニューヨーク・タイムズ記者が同様の誕生会を企画したら、すぐ「クビを宣告されるだろう」といいます

▼権力をもつ者と一体化すれば、記者は余計に自分も「力をもっていると勘違い」(山本さん)しがちです。人に思いやりのある報道が、彼らにどうしてできるでしょう。
(しんぶん赤旗2・12・9・6)

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  ↑共産党ポスター3種
「消費税増税しても税収は増えにゃい」と、「増税するならまず富裕層から」ってやつ。


      

  ゆき過ぎた大企業減税やめれば、財源はつくれます
 法人税、資本金が10億円超えると一気に下がる!?  と、奈良県議さんの生活相談ポスター。
 (30%の線は、法人税基本税率)



  あーーー、維新の会危険ですよ~~~ぉ~~~  また古い利権政治にまっしぐらにゃ。

  あ~~~目眩が・・・・・・・



 やる気にゃいですが、、、チャップリン関係の潮流3種


 2012年9月9日(日)

きょうの潮流


 俳優チャールズ・チャプリンは1972年、20年ぶりにアメリカの地を踏みました。かつて赤狩りでチャプリンを追放したアメリカの映画界が、彼にアカデミー賞の特別名誉賞を贈ったのです

▼授賞の瞬間、会場から大合唱がおこります。「ほほ笑もう 君の心が痛んでいても/ほほ笑もう 君の心が破れそうだとしても」。チャプリンが作曲した「スマイル」です▼36年の映画「モダンタイムス」の終わり、主人公と貧しい少女が自由を求めて旅に出る場面を、音で彩りました。初めは詞のない曲でしたが、甘美な旋律を人が放っておきません。54年、2人の作詞家が英語の歌に仕立てました

▼「ほほ笑めば、怖くても悲しくても/明日には太陽が/君の顔をよろこびで照らし…」。以来、どれほど多くの歌手が歌ってきたでしょう。チャプリン自身が録音を勧めたというナット・キング・コールからエリック・クラプトン、マイケル・ジャクソン…。最近、わが国で新しい録音が登場しました

▼歌い手は、おおたか静流(しずる)さん。CD「ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ」の一曲です。CDの表紙は、上空高くから撮った、白煙、黒煙を吹き上げる福島第1原発です。話題のCDをつくったベース奏者・沢田穣治さんによれば、「変革の意志としてのジャズ」を世に問いました▼おおたかさんの、しみじみ歌う「スマイル」をなんども聴いています。「涙があふれそうでも…さあほほ笑んで/やっぱり生きる価値はあるんだなって、気づくよ」



2011年8月26日(金)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流


 街をさすらう、あるいは町や村を巡る芸人。彼らを描く映画には、いつまでも心に残る作品が多い▼老いた道化師と病で歩けない踊り子の愛と再生の物語、チャプリン「ライムライト」。荒々しい曲芸師と汚れを知らない妻を通して人間という存在の原像に迫る「道」。一座の旅にギリシャの現代史を重ねた「旅芸人の記録」…▼そんな歴史に連なる最新作が、登場しました。スペインの映画「ペーパーバード 幸せは翼にのって」(原題「紙の鳥たち」)。紙の鳥は、折り紙の鳥です。折り鶴そっくりですが、ちょっとした細工で、羽ばたきしながら飛びます▼内戦が終わった、1930年代のスペイン。フランコ独裁政権が、共和国派の残党狩りの目を光らせています。妻子を戦争で失い、劇団に帰ってきた喜劇役者。迎える相棒の腹話術師。2人と暮らすようになった戦争孤児の少年。彼は、紙の鳥をよく折っている▼軍に監視されながら、青シャツがシンボルのフランコ派を歌でこきおろす喜劇役者。「色はあせ着ても物笑いの種/…フランコとは暮らしていけない」。弾圧におびえつつ、抵抗心を失わない腹話術師。喜劇役者を師と仰ぐ少年。しかし巡業中の事件に巻き込まれ、3人の別れの時がくる▼最後。今は老いた少年が、舞台に現れます。みる者は知ります。今日のスペインは自由のためにたたかった人々の犠牲の上にある、と。「ライムライト」のチャプリンの台詞(せりふ)がよみがえりました。「人生に必要なのは、勇気と、想像力と…」


2011年4月16日(土)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流


 1889年生まれ、きょうが誕生日の俳優チャプリン。第2次大戦後の名作「ライムライト」では、落ちぶれた老道化師カルヴェロを演じました▼「ライムライト」の中で、人生をはかなんで自殺を図った踊り子テリーがいいます。「世の中のことがなにもかも無駄のように思われてきたの。花をみても音楽をきいても」。カルヴェロが励まします。「意味を求めたってはじまらないよ。人生は欲望だ」▼なんでも欲しがる欲望ではありません。バラはバラらしく花を咲かせたがる、そんな「欲望」です。では、人間が人間らしく生きようとするとは? カルヴェロは続けます。「そうだ、人生はすばらしい。…なによりも大切なのは、勇気だ。想像力だ」―▼カルヴェロのせりふを目の前の現実に引き寄せると、人はたたかわなければならないのでしょう。人間らしく生きよう、人間らしい世の中をつくろうとする勇気をくじき、想像力をおしつぶす者に対して▼阪神・淡路大震災後の日本を思い起こします。被災者同士が、また国民と被災者が助け合って耐え抜いた震災。人々の中で、連帯の精神を重んじ、老いも若きも弱者も人として尊ばれる社会をつくる機運と運動が育ちます。が、政府や財界の考えは違いました▼消費税の増税。格差・貧困、「無縁社会」をひどくした「構造改革」。いま、彼らとたたかった人もそうでない人も、想像力を働かせています。人が人間らしく生きられる世につくり変える、東日本大震災からの復興に、と。




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