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ショパン・バラ4へ挑む

2009-03-30 | ピアノ(練習)
 ショパン・バラード4番、1ヶ月前からえっちらおっちら、譜読みがやっと終わる段階です。
 しかし、読みながら弾いているだけでも、泣けてきますわい。
 和声が美しすぎるんですわ。いや、美しいというのか、得体が知れないというのか、なんというのかよくわからないけど。
 ひとつの瞬間に引き寄せられてしまって、次の音にいく準備が遅れてしまうくらいです。 

 でも、この譜読みの段階で、感覚を研ぎ澄ましてみるのが大事なのかもしれません。 
 人の演奏を聴いていた場合であっても、最初に自分の手でもって音を出した瞬間、細部に気がつき、新鮮な感覚となるから。

 この時点で理想のイメージを考えることによって、「なんとなーく練習して、なんとなーく弾けたみたい」みたいな演奏になるのは防げる。

 そして、技術的にだいぶ弾けるようになってからも、もちろん、また新たな感覚ができるので、そこでまたアーティキュレーションや、間や、和声各声部の強弱などにこだわって、新鮮な感覚を大事に育てればいい。


 いいかげんな私の場合はこのような追求をするのがめんどうなものですが、大好きな曲くらいは追求しなければならんでしょう。
 さて、どこまでできるか。 その前に技術ないんだけど・・・
 

 
 それにしても、譜読みは疲れますわね。↑のようなことを抜きにしても、複雑な和音は疲れる。 ついつい、すぐに投げ出して、覚えている曲で遊んでしまうのよね。

 それをやり出すと、またレパートリーもどき(要はまともには弾けない曲の群集)が増えず鎖国状態にもなってしまうから、それはやめようと近頃はバッハ・インベンションを持ち出し、中学時代にめんどくさくて投げ出したシンフォニアに今さらながら執着したりしてますが。(強制でない場合は、なかなかアタマの体操になり、楽しいのだわ。今でもむずいけど。)


 そうこうして、バッハもやる気がしないときには、バラード1番を蒸し返してみるのですが、やっぱりやっぱり、4番の方が数十倍好きですね、私は。
 1番を弾いた時は、4番を知らなかったので、かっこいい曲だと思って頑張ったけど。

 1番も好きだけど、やっぱり4番と比べると、ややもして失敗すると俗っぽさが垣間見れてしまい。
 理知的にパリッと弾けば、かっこいいし、せつなく盛り上がるところは泣けるんだけど。

 って、要するに、自分の下手さ加減が許せないだけなのかな。
 裏ブログで配信してるヤツなんて、練習前なので、ただ音鳴らしてるだけでもっと酷いけど。←じゃぁ消せよ。
 でも、それにこだわって新たに録音するのもメンドウだし、とりあえず垂れ流したままなのよ。誰も聞かないにせよ、そろそろみっともないので録音しなおした方が良いかしら。


 バラ4も、私には少々難しくて、ただの締りのない音楽になってしまう可能性大なのですが、曲想どおり、この世の果てのような夢の中のような異世界を、どこに向かうかわからない情熱を表現し、なおかつ冷静さを失わない演奏ができるように頑張りたいと思います(ハードル高志。)


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