今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

街を行く ~ダイフク~

2017年05月21日 | ダイフク
またまた1ヶ月ぶりの登場となったダイフクです。
実は一昨日の夜、帰宅途中にダイフクを見かけました。バス通りを店から200mほど行ったあたり、運転する自分の前をマンション敷地に向かって横切っていきました。背筋をピンと伸ばしたダイフク特有の姿勢で堂々の道渡り・・と言いたいとこだけど、もし自分が安全運転でなかったらと思うと冷や汗もんでした。

          
           SC横のバス通り(交通量が多い)
           手前左が店、奥右手がマンション

さて、そのダイフクですが、その後も週に1、2回は顔を出していたようです。ただ、この1ヶ月間は、GWに母の日とガーデンセンターとしては最も忙しい期間。ダイフクが夕方に顔を出しても食事にありつけず帰ったことが何度かあったそうな。で、やむなく置き餌を復活させたところ毎日空に。本当にダイフクが食べたかどうかは不明ですが。

それはちょうど1週間前の母の日のこと、出先から店に戻ると、忙殺されて気の回らないスタッフの横をダイフクがうろちょろ。BY奥のアドミ事務所にはテンちゃんがいて近づけないし、何とかスタッフに気づいてもらおうとしていたのでしょう。で、自分が準備して持って行くと、ダイフクは諦めて帰るのか裏駐車場にいました。呼び止めたのですがそのまま歩行者用の長いスロープを下りてSCの出口へ。自分も勢いでダイフクの後を追ってみたのです。

左手にお椀、右手に携帯を持ってのダイフク追跡。ダイフクはバス通りを進むとチビの事故現場付近で向こう側の歩道に渡り、さらに小学校の土手に登って進みました。以下にそのときの写真です。交通量が多く植栽帯に隠れたりと、目で追うのが精一杯の中撮りました。ピンボケはご容赦を。

          
       バス通りに沿って小学校の土手を進むダイフク
             (チビの事故現場付近より)

          
          道行く人も振り返るほどの堂々たる姿

          
            その先の交差点、歩道を渡る
        ここも交通量が多い、信号は(偶然)青だった

          
           交差点を渡ったところで右に曲がって
          (ここは広大なマンション群の敷地境界)

          
            敷地の中でくつろぐダイフク
           1Fベランダの下が隠れ家になる?

マンションの敷地の中を伸び伸びと行き来するダイフク、そのうち敷地内の生垣の向こうに消えて、追跡は終わりました。ちなみにマンションの敷地で自分に気づいたダイフク、「何お前」って感じでチラ見されただけでご飯は食べませんでした。

どうやらダイフクは、このマンションの敷地やバス通りの反対側にある住宅街を生活の場としているようです。ということはこのバス通りを1日に何度も渡っているはず。まさに死と隣合せの危険な生活でした。

このマンションは確かペット同居禁止。マンモス団地なので餌やりさんも何人かはいるだろうけど、堂々とできる雰囲気ではなさそう。まあ、わが街同様で、ノラの数が少ないので問題になってないのだろう。

いずれにせよ、ダイフクがこのバス通りの危険から解放される日が来ることを祈ってやみません。

          
        昨日久し振りに"定位置"で出会ったダイフク
   (最近のダイフクは、携帯を向けると必ずこのポーズをとります)


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みう、陰性なれど野生残る

2017年05月19日 | (故)みう(おかあさん)
我々人間はノラを見ると、まずは人に馴れているかどうかを見極めようとします。その結果によって、そのニャンコに対する印象が決まるわけです。本当はどんな性格なのかなんて二の次で、人間を怖がれば「野生に近い猫」とだけ分類します。それはそれで仕方ないのだろうけど、これが人間同士だったらなんとも寂しい話だな。

みうは、わが家にお迎えした中では初めての"野生に近い"ニャンコでした。
基本的に人間と関ろうとはしません。毎日毎日、ひたすら外に出る可能性を探し回っています。隔離部屋(和室)にいるときはスキンシップも可能ですが、それ以外の場所では近づくと逃げます。みうにとって、人の存在は警戒の対象でしかないようです。

みうを隔離部屋から開放するまでには少しいきさつがあります。
和室に隔離された状態ではあまりにも鳴き方がすごいので、ニャーが外にいるときは部屋から出られるようにしました。すると家の中を(出口を求めて)くまなく探索。そのうち、ニャーが家にいても人がいるときなら大丈夫だと判断。

          
          初めてみうの部屋にお邪魔したニャー

性急すぎるかなとは思ったのですが、隔離を続けていると二匹に家内テリトリー意識が固まりつつあるのがわかったので、やっかいなことになる前に手を打ったわけです。で、とりあえずみうを病院に連れて行き、血液検査しました。ニャーのときにも書いたように、本来だったら家に入れて2ヶ月くらいしてから行なう方が確実らしいのですが、そこまで待てませんでした。

          
              今度はみうが居間に

          
             ニャーがやって来て緊張が
          しかし何故かよそよそしくしている二匹

結果はウィルス陰性、感染症もなく健康そのもの。先生いわく、年齢は3~5才、出産の経験もなくどうやら避妊手術されているらしいと。 ・・ん? 誰だ?「おかあさん」なんて命名したのは?

それで、人がいてかつ起きているときはニャーとの境界を取り去ることに。すると二匹は、近づいただけですごい緊張が。でもゆっくりゆっくりなら至近距離も大丈夫。これまで数回、ニャーがみうを追っかけたことがあったが深追いはせず。窓辺などに追い詰めたことも数回、そのときは多分みうが逃げるとニャーが追うので、保護者が静かに割って入りました。

          
     ニャーが椅子の上で寝ていることに気づかなかったみう
              戻るに戻れなくなって固まる

今はあまり大袈裟に干渉しないように、少々のやりとりなら放任して、二匹の関係が自然に醸成されるのを見守るつもりです。ただ、ニャーと違ってみうはまだ人を怖がる。みうにとっては怖いものばかりのこの家、落ち着けるまでにはまだまだ時間がかかるでしょう。

人と関ろうとしない"野生に近い"ニャンコではあるけど、我々保護者は、みうがとても気立てのいい優しいニャンコであることを知っています。だから、みうが自分たちを怖がってどんな行動に出ても、受け入れることができるんです。

          
        かつて自分が駆け回った庭を見て何を思う?
  (みう、ごめんな。「おかあさん」なんて名前付けて年寄り扱いして)


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お昼寝テンちゃん

2017年05月17日 | (故)テン
わが家では、ニャーとみうが新しい時代を築くための試練を迎えています。
もっとも本人(猫)たちがそう思っているかどうかは別として。

一方店では、テンちゃんが相変わらず元気で頑張ってます。
と言っても昼寝ばかり。ニャンコの睡眠時間は1日14時間くらいと長いそうで、しかも子猫や年寄り(10才以上?)ではもっと長くて20時間近くにもなるらしい。そう言えばかつてわが家の老ニャン3匹もそうでした。 でもこれって、テンちゃんの残りの4時間の使い方にもよりますが、実質的に一緒に過ごす時間って本当に短いんですね。

今回はそんなテンちゃんのお昼寝写真集です。
えっ? 横たわってるだけじゃないのかって?
まあそうなんですが、自然体の中にこそ、かわい子ニャンコの片鱗を見ることができるのです。(親バカでした。)

          
             
         まずはニャンコ共通、得意のパソコンお邪魔虫

          
        邪魔なので外出中スタッフの机にそっと移動

          
             
             そのまま寝続ける"大物振り"です

          
             店裏の草むらも大好き
             
           ここは車がほとんど来ない安全な場所です

          
               箱寝も大好き
      いまだにシャッポの昼寝用の箱を拝借しています

          
         店時代のニャーやシャッポを思い出す?


さて、テンちゃんの生活はすっかり安定しました。
ニャンコらしくなってかわいいところもたくさんある反面、ちょっと好戦的で他のニャンコを寄せ付けようとしません。しかし店の方針からして、店にいる以上は共同生活が不可避です。 このテンちゃんに"博愛主義"をどうやって教えるか、いろいろ悩みは尽きません。


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ノラだから、遠慮も我慢もできるんです

2017年05月15日 | ニャー
ニャーのことです。
それがニャーの個性なのか、家猫になったノラに共通するのか、大人のノラを家に迎えたのはニャーが初めてなのでわかりません。

みうと暮らすことになったニャーには、みう以上に気を配る必要があると思っています。ただ、ニャーがもっとわがままで要求を表に出す子だったらわかりやすいのですが、"いい子"すぎちゃって何とも掴みどころがない。

自分のことは他人に頼らず自分で解決する。そういうノラならではの生き様が、ニャーには染み付いているのだろう。ニャーは自分から要求することがない。例えば外に出たいときはじっと外を見て待つか、保護者が動いて玄関の方に歩きだしたときに先回りするか、それだけです。外に出たいとわめくようなことはまずしない。

          
            みうの部屋を覗き込むニャー

遊びたいときはひとりで遊ぶ。こっちがじゃらしてあげれば大喜びだけど要求はしない。寂しいときは、何となく保護者の近くで丸くなって寝るし、甘えたいときは、少しこっちに触れるくらいまで近くに来て寝ます。保護者の上に乗ったりはまずしないし、たまーに膝に来るときもえらく遠慮がちです。

ご飯は頂いた分だけを食べる。1回で食べたり2,3回に分けたり。足りなくてもお腹が空いても要求はしません。ニャーの食器がきれいになめ回してあるので、(たりないのかな)と保護者が気付きます。

          
             何でもひとりでします
       (まだ片付けてないコタツ布団が保護色で・・) 

そしてニャーは、いつも保護者のことを見ています。こっちの機嫌を読み取っているのか、動きに合わせようとしているのか。 今までニャーのカテゴリーの中でいろいろ書いてきましたが、一緒に暮らすうちにいつかは以前の3匹のようになるんだろう、との思いがあった。でも、ニャーはやっぱりニャーだったんです。

顔の模様のせいでわかり難いけど、目がまん丸でわんぱく顔のニャー。とっても素直で、それに覚えがよくて勘が働く頭のいいヤツ。(親バカ) 本人(猫)は普通にやってるだけなんだろうけど、こっちから見ると、自分の立場をわきまえて遠慮に我慢を重ねているように見えちゃう。

          
             わんぱく顔のニャーです

そんなニャーだから、みうのことでいろいろ我慢してストレス溜めないかと案じています。この家に来てからは、信頼する保護者だけとの蜜月の生活でした。そこにやって来たのがみう。ニャーが自分の生活を奪われたと感じないように、ゆっくりゆっくり、2匹の関係を醸成していきたいと思っています。

          
 かつて、くっついてくるチビに根負けしてとうとう添い寝したニャー(再掲)
  (そのときのニャーのやさしさに、つい"女の子"だと思ってしまった)

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改名「実宇」、そして家の子に

2017年05月13日 | (故)みう(おかあさん)
速報です。おかあさんの改名です。
新しい名前はみう、実る宇宙です。
今回は自分がいくつか考え、妻が選んで決めました。

そしてみうは昨日、正式にわが家の子になりました。
久し振りに収納箱の上で休んでいたみうにご飯をあげて、少しなでてゴロゴロしたとろこをひょいと持ち上げ、準備した部屋に運びました。慌てて鳴き出したみう。信頼を裏切るような不意打ちにちょっと罪悪感が。

          
           家裏での食事は最後となりました
   でもこの場所には、いつかは(リードをつけて)戻って来れます

みうは当面、少なくとも検査を受けるまでは専用の部屋での生活になります。6畳和室を一部カーテンに改造、出窓や床の間があるので結構広く感じます。これまで使っていたみうの寝床をはじめ、トイレ、爪とぎ、収納箱の上に置いていたマットもすべて、"嫁入り道具"として運び入れました。これで部屋に自分の匂いが漂うので、みうも少しは落ち着けるだろう。

          
             "嫁入り道具"とともに

気になるニャーは今のところいつもと変わりなく、「あっ、来たの?」って感じで時折みうの部屋を覗くだけです。みうの部屋に網戸を設置して様子を伺えるようにしたので、隔離されても二匹はお互いを認識しながらの生活です。一方ソトチビは、相変わらず朝晩食べに来てるので大丈夫。

          
         みうを見守るニャー(あまり関心を示さない)

さて肝心のみうは、家に入ってからずっと鳴き続け。初日は落ち着かせるため雨戸を閉めたけど、2日目の今日は少し開けて外が見えるように。すると、外に出たくてカーテンを破いたり障子に穴開けたり・・。

          
              さっそくやられました
           障子はぶすぶすカーテンはビリビリ

自分(オジン)が部屋に入ると、安心するのか鳴き止んで甘えてきます。ゴロンゴロンしながら宙に向かってふみふみ。でもひとりになると、寂しいのかまた連続鳴き。もともと臆病で警戒心の強いみう。今までわが家にお迎えしたニャンコたちとは違って、家に慣れるまで少々時間がかかりそうです。

ここまで来た以上、何としてもみうを幸せにしなければなりません。第一関門は来る血液検査かな。仮にウィルス陽性だったとしても、隔離を最小限にする方策を検討していきます。

          
           みう、絶対に後悔はさせないからな


※おかあさん改名に伴って、カテゴリーの名前も変更しました。


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