今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ノラだから、遠慮も我慢もできるんです

2017年05月15日 | ニャー
ニャーのことです。
それがニャーの個性なのか、家猫になったノラに共通するのか、大人のノラを家に迎えたのはニャーが初めてなのでわかりません。

みうと暮らすことになったニャーには、みう以上に気を配る必要があると思っています。ただ、ニャーがもっとわがままで要求を表に出す子だったらわかりやすいのですが、"いい子"すぎちゃって何とも掴みどころがない。

自分のことは他人に頼らず自分で解決する。そういうノラならではの生き様が、ニャーには染み付いているのだろう。ニャーは自分から要求することがない。例えば外に出たいときはじっと外を見て待つか、保護者が動いて玄関の方に歩きだしたときに先回りするか、それだけです。外に出たいとわめくようなことはまずしない。

          
            みうの部屋を覗き込むニャー

遊びたいときはひとりで遊ぶ。こっちがじゃらしてあげれば大喜びだけど要求はしない。寂しいときは、何となく保護者の近くで丸くなって寝るし、甘えたいときは、少しこっちに触れるくらいまで近くに来て寝ます。保護者の上に乗ったりはまずしないし、たまーに膝に来るときもえらく遠慮がちです。

ご飯は頂いた分だけを食べる。1回で食べたり2,3回に分けたり。足りなくてもお腹が空いても要求はしません。ニャーの食器がきれいになめ回してあるので、(たりないのかな)と保護者が気付きます。

          
             何でもひとりでします
       (まだ片付けてないコタツ布団が保護色で・・) 

そしてニャーは、いつも保護者のことを見ています。こっちの機嫌を読み取っているのか、動きに合わせようとしているのか。 今までニャーのカテゴリーの中でいろいろ書いてきましたが、一緒に暮らすうちにいつかは以前の3匹のようになるんだろう、との思いがあった。でも、ニャーはやっぱりニャーだったんです。

顔の模様のせいでわかり難いけど、目がまん丸でわんぱく顔のニャー。とっても素直で、それに覚えがよくて勘が働く頭のいいヤツ。(親バカ) 本人(猫)は普通にやってるだけなんだろうけど、こっちから見ると、自分の立場をわきまえて遠慮に我慢を重ねているように見えちゃう。

          
             わんぱく顔のニャーです

そんなニャーだから、みうのことでいろいろ我慢してストレス溜めないかと案じています。この家に来てからは、信頼する保護者だけとの蜜月の生活でした。そこにやって来たのがみう。ニャーが自分の生活を奪われたと感じないように、ゆっくりゆっくり、2匹の関係を醸成していきたいと思っています。

          
 かつて、くっついてくるチビに根負けしてとうとう添い寝したニャー(再掲)
  (そのときのニャーのやさしさに、つい"女の子"だと思ってしまった)

コメント
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