ようやく当地にも本格的な秋がやって来ました。
日差しにまどろむ猫たちが、のどかな秋を演出します。
先月の悪天続きにもめげない彼らを見ていると、「今」を見ることの大切さが見えてくる。
ケンとサクラ以外の全員(8匹)が集結
夏がより暑くより長くなって、何故か冬はより寒くなって短くならない。
必然的に春と秋が短くなって、しかも気候変化が凝縮されてよく荒れる。
真相は別として当地に限って言えば、感覚的にはそんな感じ。
だから短い秋は思い切り楽しまなきゃ。と、猫たちは知ってるようだ。
リンとクウはコタツの中で日光浴
花屋さんはみな大変だ。
バブル崩壊後の"失われた30年"で切花のビジネスユースは大きく落ち込み、
近年の天候不順がガーデニング離れを加速させる。
もともと日本では"嗜好品"の扱いだから行政の保護もない。
業界人が嘆くのも無理ないが、もし猫だったら・・。
かつてみうが好んだ2階物干し部屋の出窓(ニャーとケン)
実はそんな世の中でも、新しいイメージ作りと創意工夫で伸びている店がある。
要は時代の変化をネガティヴにとらえず、時流に逆らうことなく変化する。
人間にとっては大変なことだけど、猫たちは当たり前のようにやっている。
そもそも猫には、嘆くとか恨むとか負の感情がない。
サクラは保護部屋で日光浴
人間はどん欲だ。
お金も人気も権力も、どれだけあっても飽き足らない。
持てる者を羨み、持たざる者を卑下したり、手に入れるために悪さもする。
一方猫の世界には、欲とか羨むといった言葉がない。
なぜなら彼らは自分を他者と比較しないから、そんな感情とは無縁なんです。
自分が満足できればそれでいい。
「こりゃたまらん」と、クウがコタツから出てきた
秋の陽だまりに身を寄せ合う猫たち。
小さな幸せをこの上なく愛する。
他国を侵略したりミサイルをドンパチしたり、低能たる愚か者は人間なり。
猫たちには、「平和」という言葉がよく似合う。
最も平和的なのはシロキ(中央)の能天気な寝方かも
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