ニャーのことです。今日はニャーのおしりがこそばゆくなるような話。
このところいろいろなことがあり過ぎて7月以来の登場となったニャー。リンやクウを追いかけては怒られてるニャーですが、オジンの移動に合わせて部屋を変え、夜は同じベッドの枕元で寝るのも相変わらずです。表情が随分穏やかになって、かつてのようなストレスフルな状態からは開放されたようで何よりだ。
さて店ではまだ用土棚が倒れたままですが、何とか通常営業に戻りました。猫好きの常連さんたちもレオの様子伺いに顔を出してくれてます。かつてのスタッフ2人が復帰して、お客さんも含め思い出話に花を咲かせたり。そんなときよく出るのがニャーの話なんですね。ニャーが店にやって来たのはほぼ4年前。その1年後に僚友シャッポの乱心でわが家に保護された。ニャーを知らない2人のスタッフに、周りが話して聞かせるパターンです。
店時代、SCの草むらで遊ぶニャー
2年ほど前にも、「思い出に生きる・・ニャー」という記事で同じようなことを書きました。あれから2年経ってもまだ思い出してもらえるのだから、ニャーは本当に幸せ者です。しかも特筆すべきはそのどれもがベタ褒め。現役時代(店時代)もファンの多かったニャーですが、それにしてもどうしてニャーはそんなに人の心をつかむのでしょうか。
レジカウンターでお客さんを迎えるのが好きだった
ニャーを知るスタッフの印象を要約すれば「利発な平和主義者。」 ニャーが店に来たときは既に通いの常連ポンがいた。ポンはニャーを追い出そうとしたけど、ニャーはさりげなく交わして大事に至ることはなかった。当時ポンは1才、ニャーは1才半くらいだったか。どちらも人馴れしていて、ポンのベタベタに対してニャーは対等を望むといった感じでした。やがてボスキャラのダイフクが現れてポンは来なくなった。多分どこかにお迎えされたのだと思います。ニャーはと言うと、ダイフクの到来をいち早く察知して高いところに隠れるやり方で難を逃れた。
箱でくつろいでいたらポンが来て固まるニャー(事務室にて)
確かにニャーは優れた看板猫でした。店のレジカウンターの脇でくつろぐことが多く、お客さんに撫でられると眼を細めたり甘え声を出して挨拶する。しかしお子さんやちょっと危なそうなお客さんが来ると、いつの間にか消えているのです。さりげなく消えるので嫌味がなかった、とスタッフのOさんは言います。店での生活も安定して気遣う必要もなかった。お客さんにはベタベタしないけど、呼ばれるとちゃんと振り向いて挨拶した。
高いところから文字通り「高みの見物」(BYにて)
ニャーのそういった行動はわが家でも同じ。そのうち、その行動の原点が彼特有の観察力にあることがわかってきた。(2018.2.25「観察する猫」参照) ニャーは人間でも猫でもとにかくよく観察する。そして、何かを読み取ろうとしているのです。だから彼は、どんなに怒られても他の猫におしおきするときも、いわゆる"見切り"ができるのです。(「こんなもんかな」ってやつ。) ニャーがクウを追いかけるとき、クウが廊下に出ると部屋の方から先回りして待ち伏せする。何だか人間のように頭を使う猫なんです。これも、彼の観察力の賜物なのかもしれません。
今年の正月は病院帰りに店に立ち寄ってスタッフに再会(事務室にて)
そんなエピソードはまだまだありまして・・・あっ、いつの間にか自分までがベタ褒めになってました。いやどうも、親バカ丸出しで失礼いたしました。
わが家にて:やっぱり高いところが大好きです
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