今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

その後のキジロくん

2023年04月25日 | サクラ(新顔)とハチ(キジロ)
「白癬」と呼ばれる真菌による皮膚病を疑ったキジロ。
迷った挙句、ケトコナゾール(商品名ニナゾール)という経口真菌薬を処方した。
問題はその薬が7年前に購入した古いもの。
密封冷蔵庫保管とはいえ正常品だという保証はない。
でも、海外からの取り寄せなので待っている時間はなかった。

捕獲器で捕まえて病院に連れていくのが本筋なのだろうけど、
安定しているキジロの生活を乱したくない。
かといって広がりつつある幹部を見れば、何もしないわけにはいかない。
で、以前にソトチビに対して行った”危険な賭け”を再び行ったのでした。
古くなった同じ薬を使って。

今日のキジロ

ニナゾール1錠の1/6を1日1回3日間、2日間を置いてまた3日間の計1錠分。
あれから1ヶ月と1週間が経った。
結論から言うと、キジロはすっかり回復して今はいたって元気です。
ニナゾール最終投与の3日後には患部が乾いてかさぶたになった、
10日後には胸元の患部が消滅、喉元のかさぶたは1/3ほどに小さくなった。
20日後くらいだったか、患部が少し湿っていたのが気になったけど、
30日後には喉元のかさぶたも消え、今では跡形もなくなりました。
ちなみに、抗生物質は1日1回(所定量の半分)の投与を1ヶ月間続けました。

まあ、薬が効いたのかキジロの回復力の賜物なのかはわかりません。
それに水虫の方はよくご存知のように、とにかく真菌はしつこいので要注意。
胞子にまで効く薬はなかなかないからです。
しかしまあ何はともあれ、キジロが無事回復して何よりです。
ちなみに、わが家ではキジロどころか人間も古い薬を使ってます。
常備薬をいろいろ揃えてはいるのですが、昭和の夫婦はとにかく我慢強い。
薬を使うことが殆どなくて、わざわざ買い替える気にもならないわけです。
いい悪いは別ですが。

ただ、今の自分は基礎疾患の宝庫でしかも心不全にヘルニア。
薬や病院嫌いなどと言えなくなってしまいました。


食欲も衰えません


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