今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

大人になってもまだ"ちび太"

2018年10月05日 | ちび太
小さいときに付けた名前に大きくなってから困る。よくある話ですね。
ちび太は仕草こそまだ子供だけど体型はすっかり大人。痩せ型ですが、身長はニャーを抜いてわが家で一番になりました。まあ本人(猫)が名前を気にするとは思わないけど、名付け親としては失敗作丸出しで気になるところ。そもそも新しい里親さんのところに行く予定だったんだよなあ、などとボヤいております。

ちび太はニャーやテツのように、保護者とのコミュニケーションを図る意思はなさそう。でも、とにかく人懐っこいニャンコです。自分の気持ちで動くのでこっちの精神状態にはおかまいなしのツンデレ。というか殆どいつもデレデレ。店時代からの特技は人(猫)見知りをしないことで、相手が猫でも人でも、誰とでも仲良くなろうとすることです。


誰も相手をしてくれないときは・・アンニュイなちび太

ちび太は大人になりました。キーとクウより2ヶ月ほどお兄さんなので、特にキーには慕われています。ご飯やおやつのの順番待ちや、おもちゃを譲ったりもするようになりました。立派な大人への階段を順調に上っているちび太は微笑ましい限り。一方そんなちび太が、騒動の火種になることもしばしばです。

ちび太は追いかけっこが大好き。追うのも追われるのも楽しそう。相手は選びません。誰もが神経使う気難し屋のニャーだって、どんどん追いかけ回しちゃう奇特な存在です。ちび太が求めるのは逃げてくれる相手。相手が嫌がろうが怒っていようがおかまいなし。結果としてちび太の相手は、専らニャーとリンになりました。


まだまだ仕草は子供です

ニャーは嫌がってひたすら逃げまくり。リンは本気で怒るほど警戒するけど、とにかくちび太はしつこい。リンがトイレに入ると出口で待ち続けるので出られなくなることも。先日はとうとう流血の事態に。左前足から出血したリンをちび太が追い続け、1階2階の床が血の滴だらけになって大騒ぎに。まあリンの怪我はたいしたことなかったけれど、直ぐにちび太の爪を切りました。


一見危ういちび太の抱きかかえ、最近はキーの方から「やってぇ」

ただし、だからと言ってちび太が警戒されることはまずありません。ちび太の追いかけが敵意を伴った攻撃とはまったく違うからです。「遊んで~」といった駄々っ子のようなもの。だからその表情には敵意も邪気も一切なし。それが相手にわかるんですね。普段は和気藹々と平和そのもの。運動したくなったときだけ、誰かを強引に巻き込むわけです。


外のシロキや新顔ちゃんにも興味津々

店時代は自由に店内を駆け回り、草も食べ放題だったちび太。家猫になって何が違うかと言えば、とにかく運動量と日光と草食べが圧倒的に少なくなる。追いかけっこのちび太には、あの頃の自分がどこかに残っているのかもしれません。

ちび太よ、お前は好きなようにやればいい。保護者の望みはただひとつ。チビの分まで幸せになってくれれば、それでいい。


キーに甘えられてお兄さん顔のちび太

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