今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ちび太とリンの関係

2021年06月28日 | ちび太
このところ精神的にやや不安定なちび太。
落ち着いてるかと思うと何やらピーピー鳴きながらうろうろ。
他の子がいないところではやたらに甘えてくる。
かと思えば根城をオジンベッドから押し入れの最上段に突然変えた。
今では枕元のニャーと、ちび太の代わりにチキンが一緒に寝ています。

玄関の小窓から外にいるニャーに声をかけるちび太

不安なのか寂しいのか、それとも何か不満があるのか。
ニャーと違ってはにかみ屋のちび太はどうにもわからない。
体調が悪いわけじゃなさそうだし、結局そっと見守るだけ。
でも、ちび太はやっぱり気のいいお兄さん。
ガタイも大きく存在感があるので、みんなから何かと頼られる。

キーやシロキ、最近は復活したクウの遊び相手をしたり舐めてあげたり。
自分の気が乗らないときでも拒否はしない。
追いかけ魔の悪童ポニーとチキンには、逃げずにむしろ返り討ち。
この2匹の傍若無人ぶりを叱れる唯一貴重なお兄さんです。

そんなちび太が意識しているのは、やっぱりニャーとリン。
お兄さん気質のちび太も、ニャーにだけは甘えたい。
ニャーにくっつきたいのに、孤高の猫ニャーは誰ともつるまない。
ちび太もニャーに拒絶されて、逆に追い回したりしちゃうのです。

隠れてソファ上のリンを狙うちび太(扇風機の後ろ)

そしてリン。
宿敵のような関係になったちび太とリンですが、その始まりは2年半ほど前。
それぞれ店と家裏からわが家で合流して、半年ほど経った頃のことでした。
当時リンはオジンの布団の中、ちび太は布団の上で寝ていた。
やがてリンはニャーとちび太に狙われ始め、オジンベッドに来れなくなった。

飛びついたっ!・・・「シャーッ」と身構えるリン

しかし気丈なリンは逃げ回りながらも「シャーッ」で応戦。
ニャーとちび太は連合軍で、2匹vs.リン。ずっとそう思っていた。
でも本気で襲い掛かるニャーと違って、ちび太は直前で"寸止め"する。
ニャーが戦線離脱した最近なって、ちび太の感情は敵意ではなかったと気づいたのです。

でもちび太はここまで、顔が何だか嬉しそう

ちび太はリンをかまいたいのではないか。
小学校の悪戯っ子が好きな女の子をいじめちゃう、例のあのパターンです。
まさに屈折した愛情表現。
だとすれば、間違いなくもう雪解けが始まっている。

でも気をつけろよ、ちび太。
リン姐さんは手強いぞ。

最近ツーショットが増えたちび太とリンです


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