今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

一進一退

2023年03月05日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
ちび太のストレスハゲやココの確保でバタバタしてますが、忘れてならないサクラの存在。
前回報告(1/23)の通り保護部屋を開放したのですが、いまだに中で暮らしています。
一時は家中探検も試みたけど、何とも元気が続きません。

リビングを探検中のサクラ

しかも何故かケンがサクラを追うようになって、その度に部屋に逃げ帰る始末。
ケン追いのちび太がいれば用心棒になってくれるけど、
サクラが出る機会はめっきり減って、保護部屋の開放は保護者の立ち合い時だけ。
それに、サクラの動き回ろうとする気力自体が一進一退なのです。

少し元気のあるときはケージの上に

一時は何も口にしなくなったサクラ。
祈るような気持ちでいろいろ試した結果、箱入りシーバとモンペチスープだけ口にした。
それ以外は水すら飲まない。
量的な波はあるけど、今はこの2品がサクラの命綱になっています。


1日中こうして寝ているときが多くなった

食べ方を覚えたのか、食べてるときにグアッとなることは少なくなった。
しかし逆に、何でもないときにいきなり飛び上がることもある。
寝ているときに物凄い粘稠性の、血の混じった涎を流したりする。
人間だって、口の中がそんな状態じゃ気力が萎えるのも無理はない。

当初みたいに大暴れすることはなくなったけど・・

人を怖がるサクラ、口の中を診るには麻酔をかける必要があると先生は言う。
しかし、麻酔はサクラの状態がもう少し回復してからの方が安全だと。
でも診察して正しい処置をしなければ、サクラは衰弱していく一方だ。
この先生大丈夫なのかと、一時は疑ったりもした。

調子のいいときは2階まで遠征、物干し部屋の出窓で

一方サクラは、少しづつ変わってきた。
最近では挨拶代わりに撫でてやってます。
まだ怖いけど逃げる元気もない弱みに付け込むようで気が引けるのですが、
この調子でいけば麻酔なしの診察も可能になるんじゃないかと。
だからもう少し、もう少し。

サクラの自由を奪い、生きる気力まで奪うのかといった負い目。
そんな自分は妻の一言に救われた。
「あのとき保護してなかったら、サクラはとっくに死んでるわよ。」
そして今度はサクラの生きる力に、自分は救われようとしています。

頑張れ、サクラ



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