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家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ダイフクのノミ駆除 (後編)

2024年07月15日 | ダイフク
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その4」となります

それにしても猫のノミ駆除剤というのはどのくらい信頼できるのだろうか。
猫が舐めないよう首に施せば、全身の皮膚に広がってノミが触れれば動けなくなって死ぬ。
その効果は絶大で、12時間以内に体表面のノミを100%駆除。
しかも効果は1ヶ月くらい持続するという。
効かない場合は、薬を皮膚にちゃんとつけてないのが原因だと。
しかし自分は何度も経験しているし、病院での投薬も見ている。
ダイフクやちび太にまったく効かず、他の猫たちにもあまり効いた痕跡がない。
その理由がわからないのです。
一方ネット上に溢れているノラが保護されて家猫になった話では、先ず動物病院に行って検査と同時にノミ駆除をしてもらう。多分フロントラインを処方するくらいだと思うが、それでOK? 先住猫と一緒にしちゃう? そんなに簡単にノミが駆除できるのか、という疑問が頭から離れない。

閑話休題、ダイフクのシャンプーその後です。
とにかくダイフクがおとなしくしてくれたのには助かった。
シャンプーを垂らして夫婦二人でまんべんなく毛の間に染みこませた。
ネットの上からだと毛の奥まで指が入らないのでもどかしいけど、シャンプー自体はかつての3匹組(ハナテツくも)にやっていたので慣れている。
まだ少し赤く染まる表面の泡を洗い流し、軽く身体を拭いてからケージに移した。
不思議だったのは多量のノミを予想していたのに1匹も見当たらなかった。
しかし本当のノミとの闘いは、それからだったのです。

シャンプー後のダイフク (上はレオ)

ケージの中でネットから出して、厚めに敷いたタオルで水分を取る。
真夏日の室内は暑く、様子を見ながら扇風機で乾燥を促していた。
と、ダイフクの濡れた毛に黒いものが。
ひとつふたつみっつ・・よく見ると動いていた。
ノミだ! 水かシャンプーかを嫌って表面に浮いて来たのだ。
慌てて鋤取り櫛で捕ろうとしたが毛が絡んでなかなか鋤けない。
しかもネットから出たダイフクが唸り声をあげて手を飛ばしてきた。
少しだけ鋤いて櫛を見ると、絡まったダイフクの抜け毛に数匹のノミが付いていた。
毛が濡れているのでノミがくっついて逃げられないのだ。
水桶の中で確認すると5匹のノミがいた。
ちょっと鋤いただけで・・・?

背中はだいぶきれいになった

それからダイフクのケージと洗面所を往復してひたすらノミを取り続けたのです。
途中怒ったダイフクに2度爪を入れられて悲鳴をあげた。
その後ダイフクの顔をタオルで隠せば、唸り声だけでて手を出さないことがわかった。
櫛は次第に通るようになって、1回鋤くごとに数匹、多いときは8匹ものノミが捕れた。
30回近くは往復しただろうか。毛が乾く前にと必死だった。
やがて3回鋤いて見つからなくなったところで終わりにしました。
90台までは数えたけどそれ以後は覚えてない。でも間違いなく100数十匹は駆除した。
それでも背中側だけなので、完全に駆除したというわけではない。

モドキ(上)とダイフク

その後、すっかり乾いたダイフクは以前のように2階の住猫となりました。
背中はだいぶきれいになった。
3日間止血剤を与え、4日目、ダイフクの機嫌のいいときにノミ取りキャッチャーで背中を鋤くと、多量のノミ糞が集まったが肝心のノミは捕れなかった。
毛が引っかかって素早く鋤けないのでノミに追いつけない可能性もある。
ノミ取りホイホイでチェックすると、1晩2ヶ所で2匹ほど捕れた。
まだまだ油断はできません。
しかもダイフクのシャンプーは、わが家ノミ退治の手始めでしかないのです。


サクラ(上)とダイフク・いずれもシャンプー後

※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12


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