今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

あれから1ヶ月が経ちました

2021年06月23日 | レオ(テンチビ)とココ
安全だと疑いもしなかったココレオの寝所を襲われた大事件。
翌朝来てみると、ギフト室の床や棚上に夥しい量の(猫の)毛が散乱。
その割には並んでいた鉢類がひとつも倒れていない。
不思議な状況ではあったが、夜間の突風で開いた網戸から何者かが侵入し、ココレオと大バトルの挙句出て行ったとの見方が大勢です。
侵入者は猫かどうかも不明。

ココは左後足先から出血。
レオも右耳の付け根がぱっくり割れていたことに後日気付いた。
(前回は「勇敢だったココ」と書いたけど、レオもしっかり頑張ったのでした。)
スタッフが来たときココレオは、全開になった網戸の内側の棚に座っていたという。
2匹は侵入者を追い出し、自分たちは出ようともしなかった。
その後は傷も癒え、ココレオは何事もなかったかのように暮らしています。

事件後数日経ってパックリ割れたレオの傷も、今はすっかり癒えました

春の園芸シーズンも残りわずか、2匹には再び穏やかな日々が訪れます。
この春は"客慣れ"にもさらに磨きをかけ、看板猫としての人気は鰻上り。
「最近はお花よりも猫ちゃんに会いに来る人の方が多い」とスタッフ。
大嵐の中、わざわざ会いに来てくれたお客さんもいました。

「こののんびり感にたまらなく癒される」とお客さん

ココレオファンの監視のおかげで追い回すお客さんが少なくなり、
ココレオもかつてのニャーのように、さりげなく逃げる技術を身に着けた。
特にレオはいつも穏やかで、お客さんには分け隔てなくスリスリサービス。
人気上昇も納得だ。
何より、2匹が店外に出ることが殆どなくなったので安心です。

屋根のあるストッカー上は避難にも夕涼みにもうってつけ

そんなレオに少し変化が。
何気に自分(オジン)を避けるようになりました。
かつては目が合えば必ず寄って来たのに、ちょっとつれない。
ご飯を持っていっても、ココと違ってレオには無視される始末。
(オバンのときは飛びついて来るらしい。)
自分の出勤頻度がしばらく少なかったので疎遠になった?
いやはや、実はそれでちょっと困ったことが生じたのです。

レオが夜の休息場に選んだレジ内台の箱の中は・・

一年のうち最も日が長いこの時期、ココレオの活動時間も長くなった。
それでも閉店前の18時過ぎには中に入れなければならない。
その時刻になるとご大抵は飯待ちで中にいるのだが、中にお客さんが多いと外で待機。
その後2匹を中に入れるときはご飯で誘導。
ところが自分の場合はレオがついて来ない。入れようと焦ればますます逃げる。

モドキに覗かれ大慌てして以来、諦めたようだ

さてこれには困った。
長いときは1時間以上入らないこともあって、夜型のモドキでも来たら大変だ。
でもそのうちあることに気付いたのです。
店長のYKさんが誘導するとレオが喜んで観葉室に入っていく。
ご飯を手にすればもう完璧、中に入れるのが簡単になった。

ココ:店裏の草むらにて

でも何故?
店長も猫好きだけどオバンと同じで気を遣わないし、そもそも世話もしないのに。
思い当たることと言えば、特に人の傍にいるのが好きなレオ。
いつも切花造っている店長とは一緒にいることが圧倒的に多いのです。
なるほどな。
たまに来てご飯くれるより、いつも一緒にいてくれる人ってことか。
なんだか恋人の条件みたいだね。

「もっと遊びたいのになぁ」
閉店時刻でもまだ明るいこの頃です


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