SCの裏手を通る遊歩道の桜並木が満開になりました。
東京より10日ほど遅れての満開です。
毎年のことですが「ああ、春だなあ」と思うと同時に、チビのことを思い出します。
満開の桜並木
中央ひときわ目立つ木がチビを2度目の落下から救った
チビについては、そのカテゴリーの中で語り尽くしてきた。
その思いは、過去記事「続・子ニャンの賛歌」と「子ニャンの勇気」に集約されています。
チビの事故現場(バス通り、奥にチビを救った桜の木)
3度目の落下のときは川の水が干上がっていて、チビがバス通りまで来てしまった
彼を亡くした無念さと自責の念から、このブログを始めました。
そしていろいろな出会いが、今も続いています。
ニャンコたちの持つ純粋無垢な心根に触れてしまうと、
その心地よさに、離れることができなくなってしまったのかもしれません。
チビは人馴れ途上の、アスリート体型の活発な子猫でした(再掲写真)
何故猫なの?
度々書いてきたように、好きになるのに、そしてかわいいと思うのに理由なんて不要です。
こんなに純粋でかわいいのに、想像を絶する過酷な生活。
ノラたちが背負うその運命の不条理さに、心ある人は動くのです。
野生の猫ではない、ノラだからこその宿命だから。
チビがニャーやシャッポと飛び回った裏駐車場
今では(店に来たときの)テンちゃんの散歩コースです
ところで最近は、猫をかわいいと思う感情が科学的に解明されつつあります。
その鍵を握るのが、「オキシトシン」と呼ばれる生理活性物質。
「幸せホルモン」とか、「癒しのホルモン」などと呼ばれています。
※「オキシトシン 猫」で検索してみて下さい。
この研究は従前から行われていたものです。
自分も、学生時代の研究テーマの延長で生理活性のメカニズムには興味がありました。
しかしオキシトシンは、アメリカの著名な科学誌「サイエンス」に、麻布大学獣医学部の永澤らの報文が掲載されたことで脚光を浴びることになります。それは、犬と飼い主が見つめ合うことで双方にオキシトシンが分泌され、お互いに癒されるというものです。オキシトシンは幸福感をもたらすホルモンとして知られていました。野生のオオカミではこの現象は見られず、遺伝子的に変化した"飼い犬"にしか見られなかったのです。
さらに、京都大学の堀越らは野生の猫と家猫(ノラ含む)の遺伝子的な違いについての最近の報告で、鍵を握るのがオキシトシンだと推察しています。つまり、家猫には野生の猫にはない癒し効果がある? これらの内容がNHKなどのテレビ局で特番として報道されると、世の中が俄かに色めき立って、前述の検索の結果となっているわけです。
もちろんまだまだ、更なる実験や解明が必要だ。しかし人間の近くで暮らすワンちゃんニャンちゃんの癒し効果が科学的に解明されつつあるいということ。これは言い換えれば、ワンニャンの癒し効果が本当にあることが証明されつつあるということなんです。すごいですね。科学というのは、本当にすごい。
今後は、介護の分野でもアニマルセラピーがますます脚光を浴びてくると思います。介護だけでなく、一般の社会でもワンニャンの価値がもっともっと高まって、それがノラ救済の大きなムーヴメントに繋がればと願って止みません。
今日のテンチビ
まだ触れなくても、鼻先でゴロゴロされれば癒し効果も抜群です
ところでチビよ、
お前の生まれ変わりのはずだったちび太の最近の体型は・・・。
お前もあと少しで、あんな体型になったんかねぇ。
(3つ前の記事をご参照下さい)
「フン!」(ちび太)
「あれ? オレの写真、何だかちいさいぞ」
東京より10日ほど遅れての満開です。
毎年のことですが「ああ、春だなあ」と思うと同時に、チビのことを思い出します。
満開の桜並木
中央ひときわ目立つ木がチビを2度目の落下から救った
チビについては、そのカテゴリーの中で語り尽くしてきた。
その思いは、過去記事「続・子ニャンの賛歌」と「子ニャンの勇気」に集約されています。
チビの事故現場(バス通り、奥にチビを救った桜の木)
3度目の落下のときは川の水が干上がっていて、チビがバス通りまで来てしまった
彼を亡くした無念さと自責の念から、このブログを始めました。
そしていろいろな出会いが、今も続いています。
ニャンコたちの持つ純粋無垢な心根に触れてしまうと、
その心地よさに、離れることができなくなってしまったのかもしれません。
チビは人馴れ途上の、アスリート体型の活発な子猫でした(再掲写真)
何故猫なの?
度々書いてきたように、好きになるのに、そしてかわいいと思うのに理由なんて不要です。
こんなに純粋でかわいいのに、想像を絶する過酷な生活。
ノラたちが背負うその運命の不条理さに、心ある人は動くのです。
野生の猫ではない、ノラだからこその宿命だから。
チビがニャーやシャッポと飛び回った裏駐車場
今では(店に来たときの)テンちゃんの散歩コースです
ところで最近は、猫をかわいいと思う感情が科学的に解明されつつあります。
その鍵を握るのが、「オキシトシン」と呼ばれる生理活性物質。
「幸せホルモン」とか、「癒しのホルモン」などと呼ばれています。
※「オキシトシン 猫」で検索してみて下さい。
この研究は従前から行われていたものです。
自分も、学生時代の研究テーマの延長で生理活性のメカニズムには興味がありました。
しかしオキシトシンは、アメリカの著名な科学誌「サイエンス」に、麻布大学獣医学部の永澤らの報文が掲載されたことで脚光を浴びることになります。それは、犬と飼い主が見つめ合うことで双方にオキシトシンが分泌され、お互いに癒されるというものです。オキシトシンは幸福感をもたらすホルモンとして知られていました。野生のオオカミではこの現象は見られず、遺伝子的に変化した"飼い犬"にしか見られなかったのです。
さらに、京都大学の堀越らは野生の猫と家猫(ノラ含む)の遺伝子的な違いについての最近の報告で、鍵を握るのがオキシトシンだと推察しています。つまり、家猫には野生の猫にはない癒し効果がある? これらの内容がNHKなどのテレビ局で特番として報道されると、世の中が俄かに色めき立って、前述の検索の結果となっているわけです。
もちろんまだまだ、更なる実験や解明が必要だ。しかし人間の近くで暮らすワンちゃんニャンちゃんの癒し効果が科学的に解明されつつあるいということ。これは言い換えれば、ワンニャンの癒し効果が本当にあることが証明されつつあるということなんです。すごいですね。科学というのは、本当にすごい。
今後は、介護の分野でもアニマルセラピーがますます脚光を浴びてくると思います。介護だけでなく、一般の社会でもワンニャンの価値がもっともっと高まって、それがノラ救済の大きなムーヴメントに繋がればと願って止みません。
今日のテンチビ
まだ触れなくても、鼻先でゴロゴロされれば癒し効果も抜群です
ところでチビよ、
お前の生まれ変わりのはずだったちび太の最近の体型は・・・。
お前もあと少しで、あんな体型になったんかねぇ。
(3つ前の記事をご参照下さい)
「フン!」(ちび太)
「あれ? オレの写真、何だかちいさいぞ」
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