こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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ヒゲブトハナカミキリ

2016年05月21日 |  ●カミキリムシ科


ヒゲブトハナカミキリ Pachypidonia bodemeyeri (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ドロヤナギ・ヨグソミネバリ・ブナなど
[時 期] 7月~8月
※ 体長は約13㎜~14㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
通称[パキピド]として親しまれている洞好きのカミキリムシ。
個体数は少なく、洞と言う特殊な生息環境からいつか見てみたいと思っていたカミキリムシ。
日中に花にも飛来する。環境が整っている洞では複数の本種を見る事も出来るそうです。
狭い洞の中で数個体が生息していると、ケンカして触角や足が欠損する事も多々あるそうです。
頭部・胸部は赤褐色で、上翅・足・触角は更に暗赤褐色をしている。
触角は太く、上翅には灰色の微毛を生じる。









カエデの衰弱した洞で見つけたヒゲブトハナカミキリ





初めて採集した記念すべき第一号


[ヒゲブトハナカミキリの標本と生息環境]

 
左:ヒゲブトハナカミキリの標本
右:ヒゲブトハナカミキリの生息する洞


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[北海道編] カワラヒワ・マヒワ

2016年05月20日 | 探索日記(野鳥・動物)
2016年4月 のち

通勤途中で見つけたカワラヒワ。
まさか、自宅からついてきたのかな!?

吉澤嘉代子「東京絶景」MUSIC VIDEO

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朝自宅前にいたカワラヒワ



同じ日、会社付近でみかけたカワラヒワ
追いかけて来たのかなwww



ツグミ





マヒワ
この日、30羽くらいのマヒワの群れが確認出来ました。

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ウスキコヤガ

2016年05月19日 |  ・ベニコヤガ亜科

ウスキコヤガ Oruza brunnea
2014年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-8月] 開張[25-27㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯付近の道路にいたウスキコヤガを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[ベニコヤガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地で見られ、個体数は普通。北海道にも生息しているが個体数は少ない。
地色は茶色で上翅には濃い青紫色の模様が特徴的です。
本州以南では普通種の様ですが食草が未だ良く分かっていない。



2014年7月 北海道 ウスキコヤガ Oruza brunnea
夜間外灯付近の壁に静止するウスキコヤガ。



2015年7月 北海道 ウスキコヤガ Oruza brunnea
外灯付近の壁にいたウスキコヤガ。


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ニセヤツボシカミキリ

2016年05月18日 |  ●カミキリムシ科


ニセヤツボシカミキリ Saperda mandschukuoensis (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] オヒョウ・ハルニレなど
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約9㎜~13㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は日中に広葉樹の伐採木・衰弱木などで見られる。
ハルニレやオヒョウなどの葉を後食する為、それらのスウィープで得られる他、
日中にハルニレなどの伐採木に飛来する。また灯火にも稀に飛来する。
上翅の色彩には変異があり、原型は灰白色の微毛を生じるもの、淡青色・淡緑色などの型がある。
和名の由来通り、上翅には8つの黒い紋があり、前胸背板の上面には1対の黒い紋がある。

似た種にヤツボシカミキリがいる、同じ様な環境で得られるとの事だが、更に少ない様です。
またヤツボシカミキリとニセヤツボシカミキリのとの大きな区別点では、ニセヤツボシカミキリの前胸背板側面には
黒い丸形の紋があるが、ヤツボシカミキリにはそれが無い。



2014年 北海道 ニセヤツボシカミキリ Saperda mandschukuoensis
ハルニレの伐採木に飛来したニセヤツボシカミキリの♀。



2014年 北海道 ニセヤツボシカミキリ Saperda mandschukuoensis
2枚目の画像と同じ個体のニセヤツボシカミキリの♀。



2012年 北海道 ニセヤツボシカミキリ Saperda mandschukuoensis
夜間、市内の森で知人のK氏とライトトラップした際に飛来したニセヤツボシカミキリの黒型の♂。



2012年 北海道 ニセヤツボシカミキリ Saperda mandschukuoensis
オヒョウの立ち枯れに飛来したニセヤツボシカミキリ。


[ニセヤツボシカミキリの生態写真]


※ 画像をクリックすると拡大致します。


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[北海道編] 春の女神

2016年05月17日 | 探索日記(生物)
2016年4月 

毎年春になると必ず訪れる場所があります。
今年も春のエゾヒメギフに会いに森へ行っていました ヾ(´∀`*)ノ ダーッ!!

吉澤嘉代子「ケケケ」MV







蝶探しに夢中になっていると、目の前にシマリスが現れました。
近くで見られてラッキーです!!



ビロードツリアブ
日向ボッコ中でした、春を感じますね!



ビンズイ
おそらくビンズイと思われる鳥を見つけました。
姿勢を低くし草の上をかき分け歩いています。



エゾヒメギフ
今年も春の女神に出会う事が出来ました。
友達の蝦夷型さんに会いました、相性が良い友達です、今度はどこで会えるかなwww



カタクリ



エゾエンゴサク

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トラフホソバネカミキリ

2016年05月16日 |  ●カミキリムシ科


トラフホソバネカミキリ Thranius variegatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] オヒョウ・ハルニレ・ハリエンジュ・アメガシワ・アブラチャン・ヤブツバキ・シイなど
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約13㎜~25.5㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られるが個体数は少ない。
成虫は日中にホストとなる樹木の伐採木や倒木・衰弱木・葉上などで見られる。
通称:トラニウス と呼ばれ、上翅が短く細く尖った様子が異形のカミキリムシ。
個体数は少なく、複数まとめて採集する事がなかなか難しい。
体は黒褐色~赤褐色で、上翅基部に淡色の幅広い横紋とその後方に幅の狭い横帯をもつが変異が多い。
また体の大きさは大きなメスの個体から非常に小さいオスの個体まで様々な個体差の本種を見る事が出来る。
メスの触角は第8・9節と第10節の基部が淡黄色をしている。



オヒョウの衰弱木の剥げた樹皮に飛来したトラフホソバネカミキリ



夕刻間近、オヒョウの衰弱木に飛来したトラフホソバネカミキリ





採集した後に自宅にて室内撮影したトラフホソバネカミキリ、極小のオスの個体



山地の立枯れにいたトラフホソバネカミキリ



日中に林道脇のハリギリの葉の上に止まったトラフホソバネカミキリを撮影



次男が初めて採集したトラフホソバネカミキリ



トラフホソバネカミキリの横顔





大きなメスのトラフホソバネカミキリ


[トラフホソバネカミキリの標本]




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イタヤハマキチョッキリ

2016年05月15日 |  ●オトシブミ科

イタヤハマキチョッキリ Byctiscus venustus
2010年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-6月] 体長[6.5-8.5㎜]
ホスト[カエデ類など]
写真の個体はカエデのスウィープをして落としたイタヤハマキチョッキリを撮影。

日本各地の山地に生息する普通種。
体は光沢のある赤ピンク色で、腹面は青藍色をしている小型のオトシブミ科の仲間。
カエデ類の葉を巻いて「自然の揺りかご(揺籃)」を作る、その中に一卵づつ産卵し、幼虫はその揺籃を食べて育つ。
♂の胸の両側前方には鋭いトゲがある。



2010年6月 北海道 イタヤハマキチョッキリ ♂


[イタヤハマキチョッキリの揺籃と幼虫]


揺籃(カエデ)      幼虫
※ 画像をクリックすると拡大致します。


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[北海道編] 梅や友達からの贈り物・5月の赤い虫!?

2016年05月14日 | 探索日記(生物)
2016年4月 

今回は久しぶりの植物の記事です。
春らしく梅やミズバショウなども撮影してみました。
更に5月上旬に札幌でアカハナカミキリを捕まえたので掲載します!!
お友達からのプレゼントも掲載しております、最後まで見てくださいね ヾ(´∀`*)ノ ダーッ!!

藤巻亮太 - 「日日是好日」MUSIC VIDEO



4月下旬に見た梅の花などが綺麗でした











桜でしょうか、もしかしたら梅の仲間かも知れませんね。





コブシも満開で綺麗です。



ミズバショウ





ザゼンソウ



ヤチブキ


続いて友達から頂いた素敵な贈り物です





友達のひらりんさんから頂いた本州産ヘリウスハナカミキリ。
上品な赤で、秀逸なカミキリムシです。ありがとうございました





愛とか、風とか、虫とか・・・』の管理人の友達のDX-9さんから頂いたマグソクワガタです。
♂の触角や♀のぷっくりした体型が格好良いです、ありがとうございます



最後はGW休みに、札幌市で採集したアカハナカミキリです。
8月に見られカミキリシーズンの終わりを告げる虫だけにビックリです

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[北海道編] 外灯回り開幕戦2016

2016年05月13日 | 外灯回り
2016年4月 

2016年に入り、例年よりも遅いスタートになった外灯回り。
例年よりも温かく季節は10日前後も早く進んでいる2016年なのですが
諸事情により、なかなか出歩く事が出来ない今年は、控えめに昆虫と戯れます

さてさて今年お初の外灯回りは友達のLHさんと一緒に軽く流してきました

ウルフルズ『ヒーロー』

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オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
毎年見ないとなんだか春が来たって感じがしない、蛾の仲間でもあるんですよね。
今年はアレはもう時期的に無理かな・・・



アトジロエダシャク Pachyligia dolosa
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
こちらも多いですね、この日も数頭確認出来ましたよ!!



タマヌキトガリバ Neodaruma tamanukii
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
この時期見られるトガリバの仲間です。
春は何種か見られる中では、やはりミスジが綺麗ですね。



マユミトガリバ Neoploca arctipennis
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
春のトガリバ、続いては最もメジャーなマユミトガリバ。
たくさんいます



ミスジトガリバ Achlya flavicornis jezoensis
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
春のトガリバ、3番手はセンスの良い素敵なマントを羽織ったミスジちゃんです!!
やはりこの子が一番可愛いです



カギモンヤガ Cerastis pallescens
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
毎年この子たちには、一瞬ドキっとさせられます、変異が多い為同じ種類なのに全く違う種類に
見えてしまい、今年も騙されてLHさんと現地でドキドキしちゃいましたよ、全く。。。



シロトゲエダシャク Phigalia verecundaria
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★☆☆☆です
他のフユシャクよりも割と少ないですね、シモフリトゲエダシャクは大量に見られるが
ウスシモフリトゲエダシャクやシロトゲエダシャクはぐっと少ないですなぁ。



トビモンオオエダシャク Biston robustus
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★☆☆☆です
こちらも無茶苦茶数が見られる訳ではないから★2つで~す!!
大型で、頭部がふっさふっさしていていい蛾です。



スモモキリガ Anorthoa munda
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
春の定番、スモモキリガです。
こちらも数は見られますね、名前が可愛いですバラ科が好みです。



ホソバキリガ Anorthoa angustipennis
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
出ました、春のド定番ホソバキリガです!!
早春から初夏にかけて割と長いスパンで見られるキリガちゃんです。
春キリガを代表するホソバキリガは糖蜜ではお馴染みの常連さんですね。

この日は他にも春一番のスギタニキリガや、シモフリトゲエダシャクなど様々な小型蛾なども
見られました、あまり長い時間はいませんでした。
月齢もあまり良くなかったので、開幕戦と言うことで早々終了となりました。
また次回もどうぞ宜しくお願い致します、当日は寒い中お付き合い頂きありがとうございました

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ハガタエグリシャチホコ

2016年05月12日 |  ●シャチホコガ科

ハガタエグリシャチホコ Hagapteryx admirabilis
2012年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[36-42㎜]
ホスト[クマシデ・サワシバ・アサダ・ケヤキ・シナノキ・ハシバミ・クルミ類・ハンノキ類など]
写真の個体は夜間山地の建物の木の枠に止まっていたハガタエグリシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
丘陵地~山地にかけて分布し、個体数は割と少ない。
本州・四国に産する近似種のゲンカイハガタシャチホコ [Hagapteryx kishidai]に良く似ている。
また近年新種として記載されたクレナイハガタシャチホコと言う蛾もいるそうです。
♂の触角は短い櫛歯状で、上翅は赤褐色に白や明るい紫色・黒に褐色など様々な色彩が入り乱れる。
まるで炎の様な蛾で、インパクトは非常に強い。



2014年7月 北海道 ナカスジシャチホコ Nerice bipartita
山地の外灯付近にいたハガタエグリシャチホコを撮影。



2014年7月 北海道 ナカスジシャチホコ Nerice bipartita
平地の外灯によせられて来たハガタエグリシャチホコを撮影。


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