こんちゅう探偵団

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カメノコテントウ(ナガカメノコテントウ?)

2021年11月22日 |  ●その他科


カメノコテントウ Aiolocaria hexaspilota (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ハムシなどの幼虫
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約8㎜~11㎜前後のテントウムシ科テントウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数は普通。
上翅は光沢が強く、黒地に赤い特徴的な斑紋が見られる。
体は大きくテントウムシのグループの中では最大級の大きさを誇る。
秋終盤になると成虫で越冬する為、樹皮の裂け目や岩の隙間などに集まり集団で越冬する。
北海道に分布する個体は全てナガカメノコテントウ?と言う説もあり
同定箇所もいまいちわかりづらいので本ブログでは取り合えずカメノコテントウとしておく。

ちなみに両種の同定は以下の通り
■ ナガカメノコテントウの特徴
➀ カメノコテントウに比べやや細長
➁ 前胸背板と上翅が接する幅はが広い(上翅基部幅の約4/5)
③ 上翅の赤色紋は比較的小さく、消失した個体もある

■ カメノコテントウの特徴
➀ ナガカメノコテントウに比べ丸い
➁ 前胸背板と上翅が接する幅はやや狭い(上翅基部幅の約3/4)




10月~11月頃になると越冬場所を探しているのか樹皮で見かける事が多くなる。



河川敷の柳の葉の上で見られたカメノコテントウ




秋に人工物の鉄柱の根元付近で数頭見られたカメノコテントウ



早春に枝に止まっていたカメノコテントウ




羽化直後のカメノコテントウ


[カメノコテントウの幼虫]

 
 


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