アイヌハンミョウ Cicindela gemmata aino (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] 小昆虫など
[時 期] 5月~6月
※ 体長は約16㎜~17㎜前後のオサムシ科ハンミョウ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し局地的で個体数は普通。
「ハンミョウ」とは甲虫目・オサムシ科・ハンミョウ亜科に属する昆虫の総称で幼虫・成虫ともに肉食性の甲虫である。
人が近づくと「パッ」と飛び、1-2メートル程前方へ着地する、この動作を繰り返す様子から
まるで道を教えている案内人「ミチシルベ」「ミチオシエ」と言う別名を持つ。
アイヌハンミョウは主に上流~中流域の河原に生息し、北海道での産地は局地的で
見られる環境が年々減少傾向にある。
成虫は春から見られ、小さい昆虫を補食している。
天気の良い日は積極的に河川敷の裸地をブンブン飛び回る姿が見る事が出来る。
大型のハンミョウでニワハンミョウやミヤマハンミョウと良く似ているが本種のオスの大顎先端は幅広くヘラ状
となる為他種と区別する事が出来る。
正面から撮影したアイヌハンミョウ。
体の下面は、綺麗な金属光沢があり白色の長毛に覆われるている。
北海道に分布しているハンミョウを探して見よう!!
□ ミヤマハンミョウ Cicindela sachalinensis ★
□ アイヌハンミョウ Cicindela gemmata aino ★★★
□ ニワハンミョウ Cicindela japana ★★
□ コニワハンミョウ Cicindela transbaicalica ★
□ カワラハンミョウ Cicindela laetescripta ★★
□ エリザハンミョウ Cylindera elisae ★
□ ホソハンミョウ Cicindela gracilis ★★★★
□ マガタマハンミョウ Cicindela ovipennis ★★★★★
※ ★は個人的な探索難易度を示します。
[アイヌハンミョウの生息環境]
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・