こんちゅう探偵団

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シラホシカミキリ

2016年06月18日 |  ●カミキリムシ科


シラホシカミキリ Glenea relicta (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] サルナシや広葉樹各種
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約8㎜~13㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布するカミキリムシの仲間で、平地~山地に広く分布し個体数はやや多い。
成虫はサルナシやブドウなどの葉の葉脈とその近くを線状に食べ穴を開ける為
その様な葉を見つけると付近でシラホシカミキリが見つかる可能性が高い。
また広葉樹の伐採木や倒木、粗朶などでも見る事が出きる。
体は黒色で上翅は赤褐色で6つの白紋で輪を作り、更に4つの白紋がある、小楯板は白色。
胸部・頭部は黒色で、胸部の真ん中に白い縦状の線が走る。
コントラストが強く、色彩の綺麗なカミキリムシ。
近似種のニセシラホシカミキリに良く似ているが上翅斑紋などで区別は容易。



サルナシ(コクワ)の葉上で見つけたシラホシカミキリ





日中に林道脇のオオイタドリの葉の上にいたシラホシカミキリ



日中に低山地のセリ科の花にいたシラホシカミキリ



林道脇の広葉樹の粗朶にいたシラホシカミキリ。この粗朶には他にも様々なカミキリムシが訪れていた



たまに林道脇のオオイタドリの葉の上にいるシラホシカミキリを見る事がある、この写真の個体もそんな一コマ



低山地の小規模な土場にいた産卵に来たと思われるシラホシカミキリの♀



土場に来たシラホシカミキリの♀





日中山地の土場にいたシラホシカミキリ



たまに夜間の外灯付近などでも見られる事がある、写真は壁に産卵中の雌のシラホシカミキリ。


〖囚われの身のシラホシカミキリ〗

 

 
指で捕まえた写真なら大きさも分かりやすいですね。


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