先日、休みの行事の合間に、何度も見ている映画『マトリックス』を見たということを書いた。我々が生きる現実と言うのは、多かれ少なかれ、重苦しさを伴うものであり、時にはそれを離れ、空想や虚構の世界に心を遊ばせたいものである。もっとも、私のように空想の世界で遊んでばかりもどうかと思うが…。
さて、空想、虚構といえばもうこれはSFだが、その中でも、最も心を空想の世界に遊ばせたものが、「スペースオペラ」である。小五ぐらいの時に私もこの「スペオペ」に心をときめかせた。その中でも、古典的に有名なのが次の作品だ。
『およそ二〇億年前、二つの銀河がすれ違った…』有名なこの文で始まる物語、エドワード・E・スミスの『レンズマン』シリーズである。「二〇億年前」である。「二つの銀河がすれ違」うのである。なんというスケール、なんという広がり、子供心に胸がわくわくしたものだ。『三惑星連合軍』、『ファーストレンズマン』、『第二段階レンズマン』、『グレーレンズマン』、『レンズの子ら』、『渦動破壊者』と六部作の大スペースオペラである。こうして、題名を書いただけでも、少し胸が高まる。I・アシモフの『銀河帝国の興亡(ファウンデーション)』シリーズなども有名だが、私はこのレンズマンのほうが好きである。銀河系を超え、宇宙の果てから果てまでを舞台に駆け回る壮大な物語、強く魅力的な主人公、様々な謎と、冒険、…いやあ、スペースオペラってほんとうにいいなあ。
楽しい虚構と空想の世界で現実を忘れて、楽しむのもたまにはよいのではないだろうか? しかめ面で悩むだけが人生じゃない。たまには少年の心に戻って…。
さて、空想、虚構といえばもうこれはSFだが、その中でも、最も心を空想の世界に遊ばせたものが、「スペースオペラ」である。小五ぐらいの時に私もこの「スペオペ」に心をときめかせた。その中でも、古典的に有名なのが次の作品だ。
『およそ二〇億年前、二つの銀河がすれ違った…』有名なこの文で始まる物語、エドワード・E・スミスの『レンズマン』シリーズである。「二〇億年前」である。「二つの銀河がすれ違」うのである。なんというスケール、なんという広がり、子供心に胸がわくわくしたものだ。『三惑星連合軍』、『ファーストレンズマン』、『第二段階レンズマン』、『グレーレンズマン』、『レンズの子ら』、『渦動破壊者』と六部作の大スペースオペラである。こうして、題名を書いただけでも、少し胸が高まる。I・アシモフの『銀河帝国の興亡(ファウンデーション)』シリーズなども有名だが、私はこのレンズマンのほうが好きである。銀河系を超え、宇宙の果てから果てまでを舞台に駆け回る壮大な物語、強く魅力的な主人公、様々な謎と、冒険、…いやあ、スペースオペラってほんとうにいいなあ。
楽しい虚構と空想の世界で現実を忘れて、楽しむのもたまにはよいのではないだろうか? しかめ面で悩むだけが人生じゃない。たまには少年の心に戻って…。