ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、柳生博を語る

2007年10月04日 | アウトドア&ガーデニング
 去年ぐらいから、柳生博にこっている。もちろん俳優としての柳生博ではなく、自然愛好家、造園家、八ヶ岳クラブオーナーとしての柳生博である。雑木林というものに限りない愛情を注ぐ彼の著作に接して、自分の幼い頃の記憶から非常に共感した。焚き火愛好家という路線も、高校山岳部出身者~椎名誠エッセイ~アウトドアキャンプ好き人間という趣味で一致して、あっという間にファンになってしまった。
 一時、“寝る前に柳生博の写真本がないと眠れない症候群“にかかっていたぐらいである。寝床の中で、写真本を見ながら、樹木や造園に想像をめぐらせ眠りに落ちるというパターンである。植木の剪定のことを頭で考えながらうとうとし始めるなどといいうことも多かった。頭のなかで映像を描くのである。ヘミングウェイの著作に、『身を横たえて』であったか、幼い頃から親しんだ川釣りの川のスポット一つ一つを頭の中で思い描くというのがあったが、そんな感じである。
 野生と人間の重なり合う境界線としての雑木林、またはそれに隣接する庭園という場所は、すばらしく気持ちのいい空間である。私は山登り、山歩きも好きなので、本来の山や野生も好きではあるが、それらと対峙するときには気構えが必要である。自然は危険な部分もあり、気が抜けないからである。横着というか、リラックスして自然の味わいに触れるには、やはり八ヶ岳クラブのような空間が一番いいのではなかろうか。
 今の世の中のように刺激が氾濫していて、感覚が麻痺しているような状況は、動物である人間が生きる場所としては本来ふさわしくないのではないか。人生・世界の微妙な美しさ、面白さ、味わいを感じ取るには、どうしてもこういった舞台装置も必要なのであろう。

 とまあ大きなことを言っているのもよいが、我が家の猫の額ほどの庭で、作物などを作ったりするのも面白い。
 そういえば我が家のイモはどうなったか。そろそろまたツルを引っこ抜いて様子をみてみないといけない。早く焼きイモが食べたい。金ない、モテたい、戦いたーい! また芸人のギャグをパクってしまった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。