ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

ガーデン

2010年05月01日 | アウトドア&ガーデニング
 世間はゴールデンウイークだそうである。だが、我が家では、というか、わたしはグリーンウイークになりそうな予感がある。
 四月に思いっきり、植木の剪定をしてやった。
 もう、その気持ち良さといったら…。髪を半年のばしつづけて、やっと散髪屋にいったぐらいの爽快感である。モチノキ、マサキ、マツ…。そうそう、マツを剪定したのである。
 毎年、このマツには悩まされていた。かまうのが嫌なのだ。チクチクするし、脂でネチャネチャするし、始末に悪い気だなあと思っていた。ところが、今年は必殺のアイテムがあったのである。
 ジャーン、その道具の名は、高枝切りばさみである。おお、この道具、買ってから一年間ほとんど使わなかったが、このたびのマツの剪定で汚名返上、心機一転、めちゃくちゃ便利という名声を手に入れたというわけである。
 毎年マツには手を焼いていた。普通の木は、上から下に剪定して降りて行くのだが、このマツは松脂が垂れてくるため、それがとてもやりにくい。おまけに、全体の形を気にしながら剪定するのに、二本の脚立をかけて、下りたり上がったり、でたいへんくたびれはててしまうのだった。
 ところがどうだろう。この秘密兵器高枝切りばさみのおかげで、鼻歌交じりで、上から下へ、それも形を見ながら三百六十度地表から剪定できるのだ。
 まー、なんとありがたい道具だろう。なぜもっと早く使わなかったんだろう。
 そういえば、アイテムでもうひとつ思い出した。これも去年の春に購入してまったく使っていなかった、電池式の薬剤噴霧器である。去年、手動式の噴霧器が壊れて、毛虫の駆除用に買ったのだが、異常気象のせいか、毛虫がほとんど発声しなかったため、使わずに道具棚に置かれていた。
 この春の剪定の後、虫ではないが、植木のウドンコ病防除のために使ってみたのである。これがまた、もーなんて便利なのだろう、と大感激だ。以前の手動式のものは、四リッターほど撒くためには、なんどもポンプを押してやらなければならず、それだけで、疲弊していたものである。ところがこの電池式はどうだ。鼻歌まじりで薬剤を散布できるではないか!
 まあ、そういうわけで、二つの便利なアイテムを見つけたおかげで、植木の世話がまた楽しくなったわけである。
 こうなったら、ゴールデンウイークは、グリーンウイークにならざるを得まい。
 チョキチョキのサッサッサー、シャカシャカのシュッシュッシュー、プッシュプシューのグービグビーである。あ、最後の擬音は缶ビールを開けて飲む音である。申し訳ない。

 若葉の季節に木々の世話をするほど、心が休まることはない。
 美しい季節。一日一日に感謝できる日々である。

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