ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

南日本海人、中国卓球にため息

2007年10月26日 | 卓球 : My favorite things
 興味のない人には悪いが、今日も卓球の話である。 
 昨日、水谷の卓球をほめたばかりだが、昨夜アジア選手権の日本対中国の決勝をみて、歴史四千年、人口一二億の中国国技に脱帽した。速い。とにかく動きと、それに伴って球が飛んでくるのが速い。確かに水谷はテクニシャンであり、ほかの日本選手も技術的にそう悪くはないのだが、中国の若手のマ・ロン(馬龍)や、チェン・チー(陳杞)などのスピードに抜かれる場面が多く見られた。
 バックハンドも、もちろんとても高い技術を持っているので、振っても十分いけるのだが、フットワークがフォアハンド主戦のペンホルダー選手並みに凄いために、バックサイドを回り込みできるのだ。そして、フォアハンドで強烈なドライブを打てるために、それで抜けてしまう。
 また、回転力も日本、ヨーロッパ勢とは一段階優っている。中国人同士のドライブの打ち合いをみたが、あまりに回転がかかりすぎており、かつまた粘着系のラバーのために、ボールがラケット表面をスリップして、下に落とすという場面を3回ぐらい見た。
 スピードと回転力、これにタイミングが合うまでに時間がかかりそうだ。特に回転力からくるボールの弾道で、中国製の粘着ラバーのためバウンド後に球が沈む感じで、そのためラケットの芯からはずれてミスする感じだ。これは対中国ラバー練習をするしかない。
 また、ものすごい練習量を証明するのか、凡ミスが非常にすくない。凡ミスといっても、レベルによって、ミスなのか、凡ミスなのか、という基準が変わるが、非常に高いレベルでの凡ミスである。例えば、日本選手やヨーロッパ選手がする凡ミスというのは、中国のトップレベルでは、「お話にならないミス」であるかもしれない。
 もうひとつ、筋力も一枚上だ。尻の上部の筋肉の盛り上がりを見ただけでそれがわかる。どんなトレーニング、練習を積んでいるか知らないが、とにかくあのスピードとフットワークを支えるために、相当な筋肉をつけていることが、服の上からでも読み取れる。
 いろいろ言ったが、学ぶところは多々ある。だが、届かない高さではない。そのスピードと、回転に対応する練習を積めば、お互いこれからの若い選手であるから、十分対抗しえると思う。
 がんばれ、日本!
 日本の卓球人三〇万人と、卓球じい、応援しているぞ!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。