なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

シカとカラスとワラビ採りの若草山~奈良散歩2024/4下旬(3)

2024-05-09 05:21:27 | 自然

若草山に登ろうと思ったら、ほとんどの人が山のふもとのゲートを目指すのでは。
低い山とはいえ、木陰が全くない山を急な階段や坂道を登っていくのは結構しんどいです。
そこでお勧めなのが、水谷茶屋横をスタートして、春日山原始林をゆるゆる登るコース。
前回偶然見つけたこのコース、今回もたどってみました。

ということで若草山山頂です~


え、山頂感ないって?
やっぱり若草山といったらシカでしょう~
今回は上らなかった鶯塚古墳の前にも。


でも今回気づいたんです。
シカと同じくらいか、シカ以上にいるのがコイツだって。
ハシブトガラスです。


この後もさりげなく写り込んでいる写真が何枚かあるので、ぜひ探してみてくださいね!



三重目が山頂です。
結構人が来ていましたが、なぜかほとんど聞こえてくる言葉が中国語。
そう思って見たら、この降り口が万里の長城に見えてきました。
・・・ちゃうか。


冗談はさておき、画面の左に広がる明るい緑の草。
よく見ると全部シダ。
そして、下の写真の中央付近、画面の汚れのように見えますが人です。


この明るい緑色のシダはワラビ。
なんと若草山はこの季節、知る人ぞ知るワラビ採りの名所なんだそうです。
え~いいのか!
ネットで検索したら出るわ出るわ・・・別に注意をされている様子もないので、いいのでしょうね。
歩道の柵の向こう側からにゅっと人が出てきたらびっくりしますよ~
下の写真のように、シカが出てくるのなら分かりますが・・
(カラスもいます)


え、双頭のシカ!?・・・ちゃうか。
(カラスもいます)


山で咲いていた濃いオレンジのツツジ。ヤマツツジでしょうか。


ほらね、ここにもワラビ採りの人が。
(カラスもいます)



二重目まで下りてきました。
(シカがいます)



シカと東大寺


カラスと奈良市街


この辺りは広くて気持ちがいいです。


左手の山が春日山(多分)
山には沢山のヤマフジ。


この辺りでようやく一重目です。
(カラスもいます)


石畳を下りて行きます。


左手の山にはフジが沢山。


足元に咲いていたのは、ムラサキサギゴケ(左:多い)とタツナミソウ(右:少ない)。
  

あれ、偶然かもしれませんが、紫が勢揃いしましたね~
そろそろ登り口に近づいてきました。


モミの木・・・かな?針葉樹の新葉は色が淡くて新鮮ですね。


やっと登り口まで下りてきました。
(カラスが沢山います)


はーい、南ゲートに到着です!
これから上る人、大変そうですね~
杖をついて、娘さんに支えてもらって登るおばあさんとかもおられました。
大丈夫かなあ・・・

楽な道から登ったとはいえ、その分距離も長く少し疲れました。
でもこの日の目的地がもう一つあります。
頑張って行きましょう。

【撮影:2024/4/27  奈良市】


コメント (16)
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