なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

木と歴史を楽しもう~京都御苑2024/5中旬(後編)

2024-05-27 05:30:48 | お出かけ

京都御苑散策の続きです。
良かったらマップを参考に、ご覧くださいね~

広大な京都御苑なので、行く度に新しい発見があります。
一方、何度も行くとどこに何の木があるか段々分かるように。
今回は珍しく夕刻に訪れたので、時間の違いもあって、新たな目線で楽しめました。
ということで、今回も木からスタートです。
最近「見上げてないじゃないか」というツッコミを聞くようになったので・・・


見上げてみました!
何の木かお分かりでしょうか。葉と花はこんな感じでした。


難しいのですが、常緑、葉の裏が少し茶色い、ぶら下がる花、樹皮に長方形のひび割れ・・・
などを総合すると、イチイガシではないかと。
上の写真だけだとアラカシの葉のようにも見えますが、アラカシもシラカシも樹皮がすべすべしています。
シイは花の付き方も花期も違います。ということで消去法で仮決定~

お隣の木はすぐに分かりますね。


なんだか枝の張り方が独特ですが、伸びるたびに切られてこんな風になったのでしょうか。
太い幹にこんもり広がる葉のイメージです。
こちらの木も花が咲いていました。

クスノキですね!
小さい花が下に落ちていて気付くこともあります。

それにしても鳴き声が聞こえるのに鳥の姿が見えません。
唯一撮れたのは、ごちゃごちゃの枝の中にいたヒヨドリのみ


夕方の予定の時間までまだ少しあったので、広~い苑内を歩きます。


厳島神社という看板があったので寄ることにしました。


入ってみると池がありました。
ここは元々九條邸のあったところで、池は九條池、対岸の建物は拾翠亭といいます。


あれ、この池見たことある・・と思ったら、前に別の入り口から入り、この橋から眺めたのでした。
あの時はマガモが沢山いましたね~


ウツギが咲いていました。




そして、肝心の厳島神社はこちら。


菅原院天満宮神社のHPに説明があったので引用させていただくと、
「平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。
祇園女御・市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命も合わせて祀っております。
社前の石鳥居は笠木が唐破風で京都三珍鳥居の一つで池の弁財天とも呼ばれております。」
とのこと。
なるほど、厳島神社といえば平清盛でしたね。

よく立ち寄る宗像神社も新緑が綺麗でした。






本殿と摂社です。説明は前にもしたので、今回は省略。
  

下に実が落ちていたら見上げる原則・・・


で見上げてみたら、サクラの木に実が生っていました。
要するにサクランボですが、イメージにあるぶら下がった実ではありません。


人が食べられる実ではなく、鳥さんのごちそうですね!


「まだ食べてないわよ。熟してないもん。」


あとは出水の小川をちょこっとお散歩。


うんうん、いい時間になりました。
そろそろ移動することにしました。
隙間時間を使うのに、一昨日投稿した梅小路公園や、京都御苑はちょうどいいですね。

【撮影:2024/5/17  京都御苑】

コメント (10)
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