ちょっと時間が経ってしまいましたが、先週末、宇治川をくるっと散策してきました。
それというのも、前にカテンソウのご紹介をしたときに雌雄異花を言うのを知らず、雌花を撮り逃していたからです。
どうしても確認したくて・・・ (前の記事はこちら)
天ヶ瀬ダムからスタート。
林縁にはムラサキケマンや
クサイチゴがまだまだ沢山咲いていました。
カテンソウを見る前に、先週生え始めていたギンリョウソウを確認に。
うん、うん、結構数が増えていました~
撮ってる写真が変わり映えしないのですが、落ち葉をぐいと押し上げる様子にちょっと感動。
前には見なかったスミレが・・・何スミレでしょうか。
葉をぴろっとめくったら紫色がかっていたので、ひょっとしてシハイスミレ?
スミレは難しくて分かりません・・・
本当はもうちょっと花がピンク色で可愛い花でした。
なんと名残のツルアリドオシの実発見! 新芽とともに・・・
そのとき、地面に落ちた花穂?発見。それもいくつも。
なんの花でしょうか?
地面に何か落ちていたら上を見上げる法則に従って見上げてみると・・・
やっぱり! ウワミズザクラが咲いていました。
横の暗く見える葉はアラカシ。
イマイチ写真が撮りにくかったので、場所を変えてもう一枚。
満開でした~
今年は見られないと思っていたので良かったです。
というか、こんなところにウワミズザクラがあるのを初めて知りました!
ちなみによく似た花にイヌザクラがありますが、ウワミズザクラは花柄に葉が付くので区別できます。
こちらは柄に葉がしっかりと見えますので、ウワミズザクラで間違いないですね。
川辺にはエノキの新緑。
まだ花の名残が見えますね。しまった!一昨日の投稿に入れておけば良かったです。
風が強くて、葉が躍っていますね。
また林縁に戻ります。
こちらはタネツケバナにしてはサイズが大きすぎ・・・
ニシノオオタネツケバナでしょうか。この辺りの花は全然区別が付きません。
そうそう、この辺りに満開だったヤマブキ。
先週はまだ咲き始めだったヤエヤマブキが満開になっていました。
右岸ではヒメコウゾの花が・・・
雌花(ウニ状の花)と雄花(小さい粒々が丸くなった花)がよく分かります。
川を見ると、なんとまだキンクロハジロがせっせと潜って餌を食べていました。
2つがいですね。
で、いつになったらカテンソウ出てくるねん!
とイラついてる皆様方、大変申し訳ございません。
カテンソウの雌花、撮ろうと努力したのですが、苦労の甲斐なくすべてピンボケという結末に・・・
というのも、ローガン肉眼では全く見えないのです。
それこそ山勘でピントを合わせて撮ってみたのですが、かろうじて姿がわかったのは下の写真のみ。
こちらはマクロ写真を綺麗に撮られる師匠方に、ぜひ来年はお願いしたいと思います!
ということで、またもやしりすぼみの投稿で失礼しました~
【撮影:2021/4/10 宇治川】