なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ぬくぬく温室、赤い花~宇治市植物公園2020/11末

2020-12-08 05:39:28 | 植物

宇治市植物公園はそれほど規模の大きい植物園ではありませんが、温室がとても魅力的。
昨日は「ネタ切れになったら投稿する」と書きましたが、すでにネタ切れなので今日と明日の2回に分けて投稿します。

ここはいつ行ってもなにかしら花が咲いているのはもちろんのこと、特に花が少ない冬季に色々な花が見られます。
今回も、お天気が悪く寒い日だったので、温室はお助け場所になりました。
唯一困ることは、カメラのレンズが曇ること・・
寒い室外から、高温多湿の温室に入ると瞬時に曇るだけならともかく、ひどいときは水滴が付く始末。
カメラに悪いので、真冬は使い捨てカイロを準備し、ポケットの中でコンデジと一緒にいれています。
今回はそんな準備もなかったので、温室の中のベンチにすわって、曇りがとれるまでぼーっと花を眺めていました。

前置きが長すぎですね。
さて、温室の花、最初は赤系をご覧くださいませ~
名前は・・・イクソラ 'スーパーキング'だそうです。アカネ科。
イクソラ?? 聞き慣れない名前ですが、サンタンカのことだそうで、確かに姿はサンタンカですね。



もうひとつ、目が痛くなるほど赤い花がこちらです。
色は似ていますが、花の姿は全然違いますね。
おや、蕊が目立つこの花の形、どこかで見たような・・・


この花の名前は「クレロデンドロン・スプレンデンス」(シソ科)。
舌を噛みそうな名前ですが、クレロデンドロン属といえば、クサギと同じです。
ほら、クサギもこんな風に蕊が出ていますよね~
別名は「ベニバナクサギ」というそうです。


お次はお馴染み、ウナヅキヒメフヨウ(アオイ科)です。
11月初めに行ったときには、ちょっと剪定後?みたいな青い葉しかなかったのに、見事に沢山咲いていました。


蕊が可愛いので大きく撮ってみましたが蕊にピントが合ってない・・雰囲気だけです。


赤ではありませんが、ピンクの花も咲いていました。
こっちの方が好きかも~

さすがに見慣れたので、「開け~」とは思わなくなりました(笑)。

真っ赤ではありませんが、濃いピンクのアサヒカズラ(タデ科)もくねくねあちこちに伸びていました。
花が開くと黄色い蕊がみえますが、ほとんど開いていません。
ピンクの部分もご多分に漏れず、「萼」です。タデ科やからな~


お次は蕊の美しいカリアンドラ(マメ科)の仲間、カリアンドラ・エマルギナタです。
さすがにこれだけ通うと、横文字名前も多少聞き慣れてきます。


お次は花ではなくて実。ミズレンブ(フトモモ科)という木の果実で、とても美味しいんだそうです。
レンブというと一見パプリカように見える実ですが、ここのはとても小さくて可愛かったですね~


本当はあと2種類くらいあるのですが、名札がなくて名前が分かりません。
数も多くなったので、今回はやめておいて、名前が判明したらまた載せてみますね!

【撮影:2020/11/28  宇治市植物公園】

コメント (8)
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