なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

紅葉アーカイブ~福知山紀行その1

2020-12-17 05:45:58 | 植物

ひと頃落ち着いていた新型コロナですが、冬の足音とともに感染者激増。
GoTo中止が取りざたされる前から、個人的に京都府外への移動を自粛しています。
通勤以外で公共交通機関に乗るのもちょっとためらわれる・・・
でも、どこかに行きた~い! 温泉行きた~い!
ということで、例年だったら泊りがけで行くところ、愛車で弾丸日帰りワンデイトリップ×3回行ってきました。
行先は、高速で1時間半ほどで行ける京都北部、福知山・綾部地域です。
なかなか投稿にまとめる時間がなく、かなり前の様子ばかりですが、よかったらご覧くださいませ~

第一回の今日は、11月下旬に行った長安寺です。
このお寺、2016年の初夏に一度行ったことがあるのですが、その時から一度紅葉の時に行きたいと思っていました。
早朝出発し、参拝者が増える前、9時に到着です。
今回は、ヒゲオヤジさん風にレポートしてみました!
(パクってすみません・・)

受付を入ってすぐのところにある、西国三十三所観音像の点在するモミジ林。
ほとんど散紅葉になっていましたが、しんとした美しさ。






この林を通り抜けたところにいらっしゃるお地蔵様。


山門に向かう石段の手前には、ご霊木のイチョウ。見上げてみました。
背が高すぎて上の方がどうなっているのか分かりませんが・・・


後で境内から眺めたら、はるか上の方に黄色くなった葉が残っていました。


急な石段を登り、境内へ。


美しいお庭を眺めながら、大方丈へ。こちらでお釈迦様の仏像を拝みます。


方丈から眺めたお庭。お庭の撮り方がわかりません・・・


ご朱印はお庭の隅の方にある新書院でいただきます。
こちらのお寺、歴史は非常に古く拝観パンフレットによると、
「・・用明天皇の第三皇子、麻呂子親王(聖徳太子の弟)が勅命によって丹後の国大江山に棲む鬼征伐の途次、
戦勝祈願のため薬師如来像を刻み込み、この地に奉祀したと伝えられている」そうです。
なんと、源頼光の大江山の鬼(酒呑童子)退治よりはるかに前、7世紀の初めころに鬼征伐があったとは!
今、薬師堂に秘仏として安置されている薬師如来は平安前期作だそうです。
うう・・薬師堂の写真を撮り忘れていました。

なにはともあれ、紅葉です!
お寺の方が「昨日の風雨で散ってしまったのですよ」と申し訳なさそうにおっしゃっていましたが、十分綺麗でした。




開山堂です。








う~ん、綺麗な紅葉といった割には、写真がお粗末ですみません。
4年前に行ったときは、紅葉の季節は押すな押すなの人混みと聞いていましたが、
今回は時機が少し遅かったこと、時間が早かったこともあり、人影もまばらでした。
いつか、一番紅葉の綺麗な時期に再訪したいと思います。

【撮影:2020/11下旬 福知山市長安寺】




コメント (14)
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