お散歩コースにある神社にお参りしました。
何度か鎮守の森のご紹介をしたあの神社です。
そこには樹齢150年のご神木のクスノキやアラカシなど色々な木が残っていますが、その中でもお気に入りのこの木。
そう、仲良く寄り添うヤブツバキです。
鴨川の河原でよく見られる光景ですね。
でも今は人との距離を保つのが愛情・・・悲しいことです。
このヤブツバキはかなりの高木で、見上げるとこんな感じです。
どこをとっても惚れ惚れします。
ヤブツバキは学名Camellia japonica。
学名にjaponicaとあるように、日本に自生する数少ないツバキの仲間です。
照葉樹林帯に普通に生えており、地元の山でも普通に見られます。
種々のツバキの中でも、原点のこのツバキの美しさは代えがたいです。
この木は、これまでも年間通じて見てきました。
その中から少しだけご紹介~
がっつり見上げる。
花の時期・・・
落ちた花・・・花ごとぽとんと落ちるのはツバキの特徴。
花のあとは実になって・・・ツバキの種子には大量の油を含み、古くから椿油として利用されました。
もっと花を撮りたかったのですが、いかんせん、背が高すぎ。
この木のほかにも沢山あるヤブツバキの花を撮りました。
う~ん、写真はイマイチですが、花は美しかったです。
最後は、今回同じ場所で見た花をオマケで。
ヘビイチゴかな。
キツネアザミです。鳥居の向こうに茅の輪があり、そこをくぐって厄除けをしてきました。
普段は6月の夏越の祓で無病息災を祈る茅の輪くぐりですが、今年はコロナ退散を願って作られていたようです。
早く元の生活が取り戻せますように・・・
【撮影:2020年5月10日 宇治市】