まだ花が残っているといっても、やはり他の季節に比べると生態園の草花は少なくなっています。
そんなときのお楽しみはやっぱり実!
さて、クイズです。この実は何でしょう?
はい、この実の形、何かに似てますね~そう、アズキに似ています。
アズキナシ(バラ科ナナカマド属)の実でした!
背の高い木の上の方にちょっとだけ実がなっており、望遠で撮ったので何がなんやら・・・です。
お次、みんなが知ってる赤い実は・・・
そう、ヒヨドリジョウゴ(ナス科)ですね。
実の付き方がモビールみたいで可愛いです。
真っ赤な実が綺麗だけど、少しだけ緑の実が混じっているのもいいですね。
どんどん行きましょう。これは何?
特徴のあるちょっと縁が波打った葉と、細くて赤い糸の先にぶら下がったような真ん丸実。
そう、そよそよソヨゴでおなじみの、ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)です。
モチノキ科の実は赤くて美味しそうなのに、いつまでも残っています。実はすごく不味いとか・・・
続いては、こちら。
青空に赤い実が映えてますね~
ちょっと実付きが悪いですが、ガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)の実です。
次もどうでしょうか。ちょっと似ていませんか?
そう、同じくレンプクソウ科ガマズミ属のハクサンボクです。
ガマズミと違って常緑で、クリスマスシーズンに葉がクリスマスカラーになります。
もう少し赤くなっていますね♪
まだまだあります。でもだんだん写真がいい加減に・・・
ご存じ、イイギリ(ヤナギ科イイギリ属)です。背の高い木で、ぶら下がる実が特徴的。
そうそう、赤く熟す前が茶色なので、枯れてるのかと勘違いする実でした。
最後はこちらです。お分かりでしょうか?
はーい、サンショウ!
ブ、ブー。半分当たりで半分外れ。
サンショウの仲間のフユザンショウ(ミカン科サンショウ属)。
名前の由来は、冬でも葉を落とさないことからだそうで。
ミカン科によくある棘がすっごく痛そうです。
他にも実のなる木はありましたが、今回はこのくらいで・・・
まだ続きます。
【撮影:2019/11/30 京都府立植物園】