なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

赤い実、見っけ~京都府立植物園2019年11月(4)

2019-12-08 06:13:39 | 植物

まだ花が残っているといっても、やはり他の季節に比べると生態園の草花は少なくなっています。
そんなときのお楽しみはやっぱり実!
さて、クイズです。この実は何でしょう?


はい、この実の形、何かに似てますね~そう、アズキに似ています。
アズキナシ(バラ科ナナカマド属)の実でした!
背の高い木の上の方にちょっとだけ実がなっており、望遠で撮ったので何がなんやら・・・です。

お次、みんなが知ってる赤い実は・・・


そう、ヒヨドリジョウゴ(ナス科)ですね。
実の付き方がモビールみたいで可愛いです。
真っ赤な実が綺麗だけど、少しだけ緑の実が混じっているのもいいですね。

どんどん行きましょう。これは何?


特徴のあるちょっと縁が波打った葉と、細くて赤い糸の先にぶら下がったような真ん丸実。
そう、そよそよソヨゴでおなじみの、ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)です。
モチノキ科の実は赤くて美味しそうなのに、いつまでも残っています。実はすごく不味いとか・・・

続いては、こちら。


青空に赤い実が映えてますね~
ちょっと実付きが悪いですが、ガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)の実です。

次もどうでしょうか。ちょっと似ていませんか?


そう、同じくレンプクソウ科ガマズミ属のハクサンボクです。
ガマズミと違って常緑で、クリスマスシーズンに葉がクリスマスカラーになります。
もう少し赤くなっていますね♪

まだまだあります。でもだんだん写真がいい加減に・・・


ご存じ、イイギリ(ヤナギ科イイギリ属)です。背の高い木で、ぶら下がる実が特徴的。
そうそう、赤く熟す前が茶色なので、枯れてるのかと勘違いする実でした。

最後はこちらです。お分かりでしょうか?


はーい、サンショウ!
ブ、ブー。半分当たりで半分外れ。
サンショウの仲間のフユザンショウ(ミカン科サンショウ属)。
名前の由来は、冬でも葉を落とさないことからだそうで。
ミカン科によくある棘がすっごく痛そうです。

他にも実のなる木はありましたが、今回はこのくらいで・・・
まだ続きます。

【撮影:2019/11/30 京都府立植物園】

コメント (10)
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