なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

六甲高山植物園の夏(7)~サクラソウ科など

2018-08-18 07:17:18 | 植物
投稿の軸がない・・・とブツブツ言いながら写真を眺めていたら、ラッキーにもサクラソウ科3種発見!
他にも、総状や穂状の花を並べて今日もなんとかしのぎましょう。

こちらはご存知、オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)



今年6月に宇治川畔の山裾で見たので、まだ咲いているんだとびっくりしました。
それでもさすがに咲いているのは少なく、ほとんどが実になりかけでした。




よく似たヌマトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)



オカトラノオと比較するため花をトリミングしてみましたが、全体像はこちら。



オカトラノオ属だけあってよく似た花ですが、虎のしっぽのように垂れるのではなく、直立です。
名前のとおり、本州から九州の湿地に生えますが、ここではロックガーデンの片隅で咲いていました。




そしてクサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)
漢字で書くと草連玉。マメ科の仲間のレダマに似て草本だから。別名、硫黄草。



写真を整理をするまで、こちらが同じオカトラノオの仲間とは知りませんでした。
でもアップで撮った写真を見てみると、確かに色が黄色いだけで花の感じも、葉の形もよく似ています。
円錐花序といいますが、なんだかぼてっとした感じで花が付いていました。




お次はチダケサシ(ユキノシタ科チダケサシ属)
漢字で書くと乳茸刺。名前の由来は、長い花茎にチダケというキノコを刺して持ち帰ったことから。
なぜ、この植物の茎なのか、なぜチダケなのかは謎・・・???
ちなみに、庭に植えられるアスチルベと同じ属です。



花は乙女のピンク色でとても綺麗。



ここ六甲高山植物園には沢山の株がありましたが、大半もう花が終わっていました。



ここまで書いて思い出したことが・・・
去年行った奥日光戦場ヶ原、昼食をとった湯滝そばのレストハウスで食べたつけうどんが確かチタケ。
写真がありました!
お椀の中にゴロゴロ入っていたのがチタケです。
チダケサシに刺して持ち帰ったのかな(そんなワケないか^^;)



チダケサシから思いっきり脱線しました。


ラストはお馴染みのミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)
日本各地の湿地などに自生しますが、盆花として植栽もされます。



ロックガーデンの中の水辺に咲いていました。



これは蕾・・・




ということで、小さい花が沢山付いている植物特集でした~^^








コメント (15)
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