なつなつのお気楽日記

自分の好きな事、その時気になった事をお気楽につづっています。

「神尾真由子デュオリサイタル」

2012年11月30日 | 音楽

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  「神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフ デュオ・リサイタル」へ行って来ました。

神尾真由子さんのリサイタルは、2007年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝してすぐに来て頂いた以来ですね。

あの時は2階のかなり後ろの席のチケットしか取れなかったのですが、今回は前から6番目の割と良い席が取れました♪

プログラムは・・・

 ベートーヴェン

 ・ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 作品30の2

 ・ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 作品30の3

 ・ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」

アンコール

 ・ショパン/幻想即興曲

 ・ラヴェル/ヴァイオリンソナタ ト長調より 第3楽章

 ・モーツァルト/ヴァイオリンソナタ ホ短調 K.304より 第2楽章

今回のプログラムは、神尾さんが個人的に好きだというオールベートーヴェン。でも私はあんまり得意じゃないんですよね~(笑)。

ピアノの方は、同じチャイコフスキー国際コンクールで最高位(1位なしの2位)を受賞したクルティシェフさんということで、伴奏ではなく協演という感じでした。(デュオ、ですしね)

細身でちょっと青白い顔の彼は、演奏している時の表情がなんとなく怖かったです

長身の体を折り曲げて、楽譜を上目遣いで見ながら演奏していたのですが、大きく見開いた目が白目を剥いてるように見えたので・・・(笑)。動きもなかなか激しかったデス。

一方の神尾さんは、時々眉間にしわが寄っている時もあるけれど、ほぼ冷静沈着な演奏。

でも、内に秘めたものが・・・。

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタって、ヴァイオリンとピアノの掛け合いがずっと続く感じなんですね。特に「クロイツェル」の掛け合いはすごかった。

神尾さんの演奏が時々激しすぎて、まるで弓がノコギリのように見えた時がありました。ヴァイオリンを切っちゃうんじゃないかと・・・(笑)。

第一楽章が終わった時、思わず拍手してしまった人が何人かいましたけど、「気持ちわかる~。」と思うほど凄かったです。私も拍手したかったもん・・・。

アンコールでは、クルティシェフさんのピアノソロとラヴェル・モーツァルトと、今回は3曲も演奏してくださいました。

特にラヴェルは、今回のツアーのもうひとつのプログラムには入っているらしく、「いいな~、聴きたいな~」と思っていたので聴けて良かったです♪

今回もすっかり堪能致しました~。

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