「牛田智大ピアノ・リサイタル」に行って来ました。
場所はいつもの函館市芸術ホール。
今回のプログラムは・・・
・平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第3番 嬰ハ長調 (バッハ)
・幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 (ショパン)
・ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110 (ベートーヴェン)
・シャコンヌ ニ短調 (バッハ)
・水の戯れ (ラヴェル)
・亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
・組曲「展覧会の絵」 (ムソルグスキー)
アンコール
・トロイメライ (シューマン)
・即興曲第15番 (プーランク)
・ラプソディ・イン・ブルー (ガーシュイン)
新アルバムの「展覧会の絵」を中心に、割と聴きやすい曲が多かったです。
特にラヴェルの「水の戯れ」は好きな曲なのですが、生で聴いたのは初めてでした。
わたし、印象主義の曲が好きなんですよね~。
「展覧会の絵」は父親がレコードを持っていて、子供の頃時々聴いた記憶が甦りました。
懐かしくて個人的にちょっとしんみり・・・。
牛田君の演奏は、見た目と同じくとても優し気に感じました。
特別オーバーな動きをするわけでもなく、口びるをキュッとかみしめて演奏する姿を見ていたら、雰囲気がフィギュアスケートの羽生君に似ているな~とも思ったり。
あと、白いシャツにベストのスーツ姿でしたが、年齢が年齢だけに学校の制服姿の様に見えました。
(牛田クン、今日学校は?って感じ(笑))
デビュー当時のアルバムのジャケットの幼いころのイメージしかなかったので、ずいぶん大人になったんだな~とも思いましたけれど(笑)。
サラサラヘアーなのに耳のところだけクルンとしているのは、くせ毛なの? それともクルンってさせているの?
・・・って変なところも気になっちゃいました(笑)。
最後にガーシュインを弾いたのはちょっと驚き。こういう曲も弾くんですね。
まだ10代なのに一人ステージで堂々のパフォーマンス。すごいな~。
自分が同じ年齢の頃を考えたら、感心するやら羨ましいやら・・・(笑)。