「千住真理子ヴァイオリン・リサイタル」に行ってきました。先月の小菅優さんに続いて、リサイタル・シリーズ第二弾です。
ヴァイオリンはギターの次に好きな楽器だし、千住さんは初めてだったので今回も楽しみにしていました。
プログラムは・・・
・モーツアルト ヴァイオリンソナタ第28番
・バッハ G線上のアリア
・バッハ 主よ、人の望みの喜びよ
・パッヘルベル カノン
・ヴィターリ シャコンヌ
・ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシー 月の光
・フォーレ ヴァイオリン・ソナタ第1番
アンコール・・・
・エルガー 愛の挨拶
・モンティ チャルダッシュ
今回は割りとポピュラーな曲が多かったので、聴いてて楽しかったですね。
カノンは、子供の頃エレクトーンを習っていた時に練習した曲なので、懐かしいな~と思ったり、月の光も子供の頃から大好きだった曲ですし・・・。
千住さんの演奏は、見た目そのままの落ち着いた大人の女性という感じでした。
一方、ピアノの藤井一興さんは、見た目はお茶の水博士みたいでしたが(失礼!)、とても軽やかな演奏をされる方でした。フランスに長く住んでいらっしゃるそうです。
今回、千住さんの演奏を聴いていてなぜか何度も思ったのが、ヴァイオリンってどうやって音程を感じるのかなあって事(笑)。
ギターのように、左手の指を置く弦のところに節目(!?)がないじゃないですか。指をどこに置けばどの音が出るって、どうやってわかるんだろう??
やっぱり練習をいっぱいすれば、感覚的にわかるようになるのかしら・・。
あと、もうひとつ気になったのは千住さんは汗かきなのか、ピアノの上にタオルを置いて、演奏の合間に腕などを拭いていたこと。特に最後のヴァイオリン・ソナタは全体で約24分と長く、額の汗まで拭き吹き・・・。ドレスにまで汗が染み出ていました。(いったい何処見てるんでしょう(笑))
かなりお疲れだったでしょうに、この後アンコールではチャルダッシュをとても軽快に演奏されて、この日一番の歓声と拍手が起こりました。
来月はシリーズ最後のリサイタル、クリスマス・コンサートです。またまた楽しみだなあ。