今日、川井郁子さんのヴァイオリン・リサイタルへ行って来ました。
いつもはリサイタルが始まるのは6時過ぎからなのですが、今日は2時からだったのでなんかちょっと変な感じ・・・(笑)。
でも、最近の函館は気温が下がってて、最高でも0℃行くか行かないかなので、6時過ぎからだとさらに寒かったから、かえって良かったのかも。
もちろん、会場内は暖かくてほかほかです。
なので(!?)、川井郁子さんは肩を出したセクシーな衣装で登場しました。
第1部では半肩を出した白いドレス、第2部では両肩を出した真っ赤なドレスでした。
どちらも体にぴったりフィットしていて、豊満なボディでとってもセクシー。
曲目は・・・
1.リベル・タンゴ(ピアソラ)
2.亡き女王のためのパヴァーヌより(ラヴェル)
3.白鳥の湖より(チャイコフスキー)
4・花音(川井郁子)
5.パッション・イン・ブルー(川井郁子)
6.序奏とロンド・カプリチオーソ(サン・サーンス)
7.ひまわり(映画「ひまわり」より)
8.魅惑のワルツ(映画「昼下がりの情事」より)
9.追憶(映画「追憶」より)
10.シャドウ・ゲーム(川井郁子)
11.水百景(川井郁子)
12.夕顔(川井郁子)
13.エル・チョクロ(ビジョルド)
14.ラ・クンパルシータ(ロドリゲス)
15.チャルダッシュ(モンティ)
アンコール 浜辺の歌
ピアノの方(フェビアン・レザ・パネ)と一緒だったのですが、最初フェビアンさんが一人で登場してピアノを弾き始めたので、みんな「あれれ・・・?」という感じだったのですが(笑)、その後で川井郁子さんが登場してピアノに加わってヴァイオリンを弾くという演出でした。
フェビアンさんのピアノはとても素敵でした。彼もCDを出しているというので、販売していないかな?と思って休憩時間に見に行きましたが、なかったのでちょっと残念。
(他にも、CDがないのか聞いているお客さんがいました)
明日、うちの店で取り寄せ出来ないか調べてみようっと。
全体的な感想は、タンゴあり、クラシックあり、映画音楽あり、自作曲ありというなかなかバラエティに飛んだ曲目で、終わりまで飽きることなく楽しめました。
ただ、川井郁子さんの演奏がどの曲も和風テイストに聴こえたのがちょっと気になりました。
テンポの速い曲はそれほど気にならなかったのですが、ゆっくりした曲はクラシックでも和風に聴こえたので、なんか違和感がありましたね。
あと、見せる演奏を意識しているのでしょうか、動きや視線の動かし方がすごくわざとらしく感じられて、最初の1,2曲は演奏を聴くことに集中出来ませんでした。
2003年にも来函されているのですが、その時はバンドネオンの小松亮太さんと一緒の演奏で、それにあわせてバレエダンサー(10人ほど)が踊るという「RED」という、とても見ごたえ・聴き応えのある舞台でした。
さて、リサイタルシリーズもこれで終了。しばらく次回のリサイタルもないので寂しいな・・・。