野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

わらびがみ

2019-01-12 21:34:25 | 日記・エッセイ・コラム

 

左の力持ち親子は3年生、右のガオーは2年生、下のワニは1年生のとき甥が作った作品だ。

帰省の時、気に入ってもらった作品だが文京区暮らしの時も金生町暮らしでも飾って毎日見ている。

はじめこの作品を見た時小学1年生がバランスよく自由で力強いものが生み出せるものだと感激。

二年生の時の作品だが作っているところにも立ち会った。

胴体が貯金箱でガオーと開けた口からお金を入れる。

その時”虫歯も作ろ”と言いながら紙粘土を貼りつけた。

お金に興味を覚えはじめ虫歯の治療をしていたのかもしれない。

去年よりパワーUPした作品でもらう約束をして帰った。

3年生の時の作品で力持ち親子。

大きい方の作品は土鈴になっている。

モヒカン型の髪の部分をもって振ると意外に可愛い音がする。

ますますパワーUP。

小さいころから力持ちにあこがれていたようでパワーリフティングをはじめ高校生の時は2度世界大会に参加して一回は2位になった。

いろんな問題が起こると力持ち親子に助っ人を頼んでいた。

4年生になったらどんな作品を作ってくれるのだろうと楽しみにしていたが全く違ったものを作り始めそれ以後もらってない。

沖縄ではわらびがみ(童神)というが3年生までそうだったのかもしれない。

先日結婚したばかりの甥が作品を見たいとお嫁さんを連れてやってきた。

帰り際”良い人と巡り合って”とお嫁さんに聞こえるように言っていたが立派に人間になっていた。

私も人間になってしまっているが創作のときだけでも”わらびがみ”になりと切に願っている。

 

 

コメント
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