だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

野島伸司版「アルジャーノンに花束を」 (*´з`)

2015年04月16日 | 四方山話
久しぶりに、野島さーん

先週から金曜日の夜10時、TBS系で始まりました!
「アルジャーノンに花束を」

脚本監修・野島伸司・・・やったぁ。
原作はダニエル・キイスの小説「アルジャーノンに花束を」・・・いいね。
そして、主演は山P(山下智久)・・・キャー。
三拍子そろったら、録画して正座して観ちゃいますわ、ワタクシメ。




 ↑ 宣伝ポスターは素晴らしい!
   この美しさが「野島ワールド」なのよ。

   

ちょっと解説しまーす(^◇^)

「野島ワールド」とは何ぞや?
「アルジャーノンに花束を」、知らない・・・という方のために、ちょっとだけ解説を書きます。


原作「アルジャーノンに花束を」は<幼児並みの知能だった青年が手術により飛躍的に賢くなるのですが、それが果てして幸せなのか否か?
青年の喜びと孤独を描いています。
「アルジャーノン」というのは動物実験に使われたネズミの名前。
これまでにも映画化、舞台化、テレビドラマ化されてきた名作です。

野島伸司は「高校教師」「聖者の行進」「明日、ママがいない」など、テレビドラマでは「タブー」とされているテーマを挑戦的に扱い、物議を醸しだし、スポンサーが降りるほどの「問題作」もありました。
それでも、ヒットを飛ばし「名作」を残しています。
今回のドラマは、舞台を現代の日本に置き換えて物語を展開させていますので、原作とはだいぶ異なった作品になるでしょう。

山下Pがふんする主人公・白鳥咲人は知的障がい者。
障がいがあるがゆえに母親に捨てられた彼は「ママが好きになってくれる“お利口”になりたい」と望んでいます。
ひょんなことから彼は「知的能力を向上させる実験」を受けた、白いネズミのアルジャーノンと出会います。
そして彼も、アルジャーノンの実験を行っていた蜂須賀教授の手術を受け、天才へと変貌していくのですが・・・。

「高校教師」で野島とタッグを組んだ吉田健さんが演出とのことなので、人間の中に潜む「残酷さ」と「美しさ」が堪能できると期待しています。
※「高校教師」が一番好きです、ワタクシメ。
  1993年版『高校教師』(TBS系)ではゴールデンタイム枠でありながら男性教師と女子高生の純愛、同性愛、レイプ、近親相姦などなど
  衝撃的でしたが、映像が美しく目が離せませんでした。

脚本は「アリスの棘」の池田奈津子が執筆。
「アリスの棘」も最後の最後まで引き付けられたドラマでした。


「野島作品」は、ほぼ全部観ましたが、「アルジャーノンに花束を」はスゴーク楽しみにしています(*^^)v
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画<みんなの学校>を観て... | トップ | 「心がボキッとね」の「ね」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四方山話」カテゴリの最新記事