だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

五輪で寝不足。作家モード復活(?_?)

2012年08月08日 | クリエーター・モード
前回ココに妹母子のことに触れましたが、私には弟もいます。

この流れだと「家族ネタ」の続きで、今日は「弟一家」について書くのかな~と思われるでしょうが・・・
残念でしたぁ。今回は書きませ~ん(笑)

本日のテーマは「作家のサガ」

私のデビュー作「薫ing」は
自分の高校時代のことをモチーフに、障害を持った少女・薫一家(特に姉妹の葛藤)を描いています。
あくまでフィクションなのですが、読者の多くは「薫=なおこ」と思われるようです。
薫の家族は両親と妹という核家族ですが、我が家は大家族で私には妹と弟がいます。
デビュー当時、私が祖母や伯母の話をしても誰も驚かないのに、弟が登場すると、
「えっ、弟さんもいるんですか?!」と言われたものです。

自画自賛になりますが、きっと「薫と妹」の描き方が上手だったんでしょうね~(笑)

私が「苦節十年」で、やっとデビューでき、弟も喜んでくれて、いろいろ手伝ってくれたり付き添ってくれたんですが、行く先々でお会いする方に、
「えっ、弟さんもいるんだすか?!」と驚かれ、いじけちゃったんです(汗)

作家に限らず「創作者」って、自分を表現するわけだから・・・
具体的に「弟!」という言葉はなくても、私の作品には「弟!」は常に存在するんですけどね^m^

弟はきっと、
「おめぇーのすることとオレは関係ありませーん」とか、
「オレにはオレの人生設計がありますンで・・・おめぇーはおめぇーで頑張って下さい」と突き放すでしょう。

でも、
まぁー。

私は「作家」になれたから今まで生きてこられたようなものだし、
これからも生きていくためには、私は「描く」しかないのです!・・・ということは弟だけでなく家族は理解してくれていると思います。

なぜ今こんなことを書くかと言うと・・・
ここのところ「オリンピック漬け」で、かなりボケーッとした頭に浮かんだのです。
「オリンピックに出る人は、メダルを取るために生きているんだ」と。

スポーツマンシップがどうたら。
参加することに意義があるこうたら。

それは建て前のキレイゴトに過ぎず、選手たちは「メダルを取らなければ報われない世界」の人たちなのだ、と。


そして私も。
「生きていくためには、描くしかない」とわかっているなら、描いて形にしていこうと・・・
私が「描くこと」により傷つく人もいるだろうしリスクも生じるわけだから、その穴埋めができるくらいのメダル(作品)を残さなければ・・・と強く思いました。

五輪で寝不足。作家モード復活といった気分です(?_?)




コメント
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