なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

木漏れ日に指さす

2007-12-03 15:04:01 | 日記
なかなか笑顔を向けてくれなかったヨウ。
車に乗って園庭を散歩にごきげんさん。
アヤコせんせいーと笑いながら、木々の間からこぼれる光を見つけた。

大きなガジマルの木々の間からこぼれる光が
動く。自分が動くたびにキラキラと空が動く。
ネーねー見てみてといわんばかりに、指をさす。
小さな人指し指が、木漏れ日をつかまえる。

空を見てコロコロ笑う。
小さな身体、子どもの視線はいつも低い場所。
何気なく載せてもらった大型の散歩車か
上を見上げたその視線の先に光が無数にあった。のだろうか。

見上げる空。木漏れ日の間から空が見えたのだろうか。
葉っぱが風で揺れたのだろうか。
その動きが嬉しかったのだろうか。

小さな指が上さす。
見上げたわたしの目に写ったのは、葉っぱの間から光が降りそそぐ。
葉っぱも光る。揺れる。風も光も降ってくる感じ。

当たり前の木漏れ日が、こんなによろこびを与えるなんて。
そして私にも、そのよろこびのおすそ分け。笑顔があった。
あんなに人見知りだったようちゃんの、笑顔も木漏れ日も
ありがたいことだった。

出張を終えて久しぶりの保育園。
今日はバザーで賑わっていた。
なんくる家のバザーが今日から始まった。